
この記事をまとめると
■ミシュランから新作タイヤが2種類登場した
■「パイロットスポーツ5エナジー」はスポーツ性能と環境性能を両立したモデルだ
■「プライマシー5エナジー」はプレミアムコンフォート性能と環境性能を両立している
スポーツ×エコを実現した環境に配慮した2本が登場
モータースポーツの世界をはじめ、さまざまな新車にも純正装着されるミシュランのタイヤたち。プロドライバーはもちろん、モータージャーナリストたちからの評価も高く、「迷ったら買っとけ」といわれることも少なくない。他社製品に対して多少値が張ることも否めないが、値段以上の価値があるというのが、有識者たちからの評価だ。
さて、そんなミシュランを代表する製品といえば、「パイロットスポーツ」と「プライマシー」の2種類がある。前者はスポーツ走行などを楽しむ層へ向けたもので、後者は高い静粛性や快適な乗り心地を求める層へ向けた銘柄として名高い。
その2銘柄にこのたび、新作が加わったので紹介しよう。それが、「パイロットスポーツ5エナジー」と、「プライマシー5エナジー」だ。
まずはスポーツ系タイヤ、「パイロットスポーツ5エナジー」から見ていこう。この銘柄は、「パイロットスポーツ5」の名のとおり、スポーツドライビングを楽しむ層へ向けたモデル。ハイパフォーマンスモデルにも新車時に純正装着されていることも多く、高速道路やワインディングを楽しく安全に走ることができる高いグリップ力が魅力なだけでなく、ライフも長く、ウエット性能も高いほか、静粛性も高めという、タイヤに求められる要素をフル投入した理想的な1本。
では、「エナジーとはなんぞや?」という点だが、これはひと言でいえば「環境性能にも優れたハイグリップタイヤ」だと、ミシュランは語る。とはいえ、そんなワガママが成立するのだろうか?
ミシュランは、「弊社のタイヤを愛用している人の多くは、環境へ対する意識が高い人が多いのです。とくに欧州ではその傾向が顕著で、『サスティナブルだの環境だのいうけど、実際どれくらい貢献しているのか』を気にしています。そんな人が多い背景を踏まえて、今回このタイヤを新たに開発しました」と語る。
この「パイロットスポーツ5エナジー」は、均一な接地圧分布と、高い接地安定性を両立する「マックスタッチ・コンストラクション」という技術を採用することで、タイヤがより均等に減るよう設計されているとのこと。つまり、偏摩耗などを防ぐことができ、より長いライフを実現することを可能にしたそう。スポーツタイヤにありがちな減りのスピードが穏やかな点が、このタイヤの武器といえよう。そうなると結果的に、廃棄タイヤの数も減らすことに繋がる。
なお、転がり抵抗がスポーツ系タイヤでありながら「AAA(※JATMA基準 サイズによる)」を実現している点も見逃せない。さらに、「ピアノアコースティックテクノロジー」という仕組みも取り入れ、ロードノイズの抑制にまで貢献している。
「本当にあの硬派なパイロットスポーツなのか?」と疑いたくなるほどの中身に進化しているのだ。
なお、最近のミシュランのタイヤに多く採用されている、「フルリングプレミアムタッチ」と呼ばれる、光を吸収してサイドウォールを黒光りさせて格好よく見せる技術も採用。さらにこれを、タイヤの溝の内部にも採用し、タイヤの内部も締まって見えるよう工夫されている点も面白い。
タイヤサイズは18インチから21インチ、タイヤ幅は235〜285、扁平率は40〜55の全17サイズを展開する予定だ。
