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ハイパーカー界にその名を轟かせるケーニグセグ! 快進撃の始まりはたった5台の「CC8S」だった【21世紀スーパーカーFILE #014】 (1/2ページ)

ハイパーカー界にその名を轟かせるケーニグセグ! 快進撃の始まりはたった5台の「CC8S」だった【21世紀スーパーカーFILE #014】

この記事をまとめると

■ケーニグセグのファーストモデルとなるCC8Sは2002年に初公開された

■CC8Sのディヘドラル・シンクロ・ヘリックス・ドアはその後のモデルにも継承される

■CC8Sは第1号車以外に5台が生産された

スウェーデンの地に誕生したハイパーカーメーカー

 スウェーデンの自動車メーカー、ケーニグセグ・オートモーティブの名前は、現在では多くのハイパーカーファンに知られているところだ。同社の社長であるクリスチャン・フォン・ケーニグセグが、あのボルボの本社があるイエテボリにも比較的簡単にアクセスできる、ヤールナルプの地に新たなハイパーカーを生み出すためのメーカーを設立したのは1994年のこと。実際にそのハイパーカープロジェクトは、この年には早くもスタートしているが、最初のプロダクションモデルが誕生するまでには、それから約8年という長い時間を必要とすることになった。

「CC8S」のネーミングを得て、そのファーストモデルが世界初公開されたのは、2002年春に開催されたジュネーブショーでのことだった。それ以前にもケーニグセグは、2000年のパリサロンなどでCC8Sのプロトタイプ(この段階では車名はCC V8Sとされていた)を披露していたが、それをプロダクションモデルとするには、40%のオフセット衝突を含む、当時のヨーロッパ規格によるクラッシュテストに合格することを始め、多くの問題をクリアしていく必要があった。2002年に生産型のCC8Sが発表されるまでの2年間は、そのために必要な時間だったのだ。

 ジュネーブの地に姿を現した生産型のCC8Sは、ヘッドライトや前後のバンパースポイラーのデザインに若干の変更があったものの、水中生物からイメージを得たというスムースなシルエットは、プロトタイプのそれからそのまま受け継がれていた。

 左右のドアは、その後もケーニグセグのモデルに継承されていくことになる、ディヘドラル・シンクロ・ヘリックスと呼ばれる、回転しながら垂直方向へと跳ね上がる独特なもの。着脱式のルーフを含めたボディパネルには軽量なCFRP素材が使用されている。

 参考までにそのデザインは、ケーニグセグ本人と同じくスウェーデンのエルゴノミ・デザイン・グルッペン社のチーフスタイリストであった、デビッド・クローフォードによって描かれたもの。0.297というCd値が物語るように、デザインの美しさとともに優秀な空力特性が実現されている。

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