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もしかしてコレって「GRセリカ」なのか……!? ポルトガルの峠で謎の「カモフラ車両」が目撃された

もしかしてコレって「GRセリカ」なのか……!? ポルトガルの峠で謎の「カモフラ車両」が目撃された

この記事をまとめると

■2024年のラリージャパンでトヨタがセリカを復活させると宣言

■ポルトガルにてセリカと思われるクルマのスパイショットが撮影された

■詳細はまったくもって不明だがトヨタの新型車が走り出したことは事実なようだ

伝説のラリーマシンがついに復活秒読みか

 2024年11月のラリージャパンにて、トヨタのトークショーが開催された。ここにはモリゾウこと豊田章男会長や中嶋裕樹トヨタ自動車副社長(当時)などが登壇し、開発の裏話などをあれこれ喋っていたのだが、こんなオープンな場所で大事件(!?)が起きた。

 それが、とあるメディア関係者が、「ラリー活動に積極的なトヨタですが、セリカとかつくらないんですか?」と、豊田会長にぶつけたことが発端。すると豊田会長は「これは副社長に聞いてみましょう(笑)」と匙を投げ、中嶋副社長が「復活を望む声が社内外から多いんですよね〜。なので、セリカやります!」なんて衝撃宣言。大企業の重役が言ってしまったのだからこれはもう大事件。当時、大きな話題となった。

 しかしこのセリカ、最近までとくに音沙汰がなかった。このときの宣言だけで、形にすらなってないのだから当然といえば当然だが。しかし、トヨタのモータースポーツ部門であるGAZOO Racingでは、新開発の2リッターエンジンをリヤに搭載したGRヤリスMコンセプトを発表するなど、今後の何かにつながりそうな動きを見せ続けている。

 そんななか、2026年2月末のポルトガルの山岳地帯で急展開が起きた。得体の知れないマシンがダート路でテスト走行をしていたのが目撃されたのだ。このクルマこそ、噂のセリカではないかと予想されている。なぜそういえるのか、スパイショットをもとにしたイメージ画像で考察する。気になった人はスパイショットの方も調べてみてほしい。

 まず第一に塗装だ。これはGRスープラやGRヤリスのテストカー、それこそMコンセプトなどで用いられた、伝統の赤・黒・白のカモフラージュ柄をまとって走行していた。この時点でこのクルマがトヨタ関係のクルマである線が濃厚だ(どこかのメーカーが真似した可能性も否定はできないが……)。

 なお、余談として、「GRセリカ(GR CELICA)」という商標を、2025年1月にブラジルの産業財産庁へトヨタがすでに提出している。

 次に特徴的なのは、ダート路を激走しているのにも関わらず、ボディがGRヤリスのような3ドア形状ではなく、2ドアクーペスタイルであったという点。読者諸兄には説明不要だとは思うが、歴代セリカはすべて2ドアスタイルだ(派生車のセリカカムリは除く)。テスト車がラリーカーの開発ベースなせいか、かなりのワイドボディとなっているが、全体の雰囲気としては市販車のスタイリングはここからそう大きく変わらないだろう。

 そして、2027年にはWRCの車両規定が変更となるので、これに合わせて各社が新マシンの開発を進めている最中であることも無視できない。時期を考えると、そろそろ現地を走らせて、トライアンドエラーを繰り返さないと本番に間に合わないからだ。2027年シーズンはセリカで戦う可能性も十分にあるだろう。

 ちなみにこのマシン、写真ではボンネットに排熱ダクトがある一方で、噂によると新開発の2リッターターボエンジン(G20E)をリヤに搭載する可能性があるといわれている。スパイショットではガワしか見えないので、もちろん何を積んでいるのか、そもそもドライバーは誰なのか、まったくもって不明だが、勢いがありすぎて止まることを知らないトヨタ陣営なので、「GRヤリスのメカニズムを流用しました」なんてことはしないはず。というか、そうであってくれないと困る!

 あくまでラリー車はリヤエンジンで市販車はフロントエンジン+GR-FOUR(四駆)という組み合わせなのか、市販車もまさかのリヤエンジンなのか、どういう構成になるかまだ妄想の域を出ないが、伝説のラリーカーが令和に復活ともなれば、胸が熱くなるも必至。公式発表含め、今後の続報に期待したい。

 Xデーは……GRヤリスのワールドプレミアと同じく、2027年の東京オートサロンあたりか!?

※記事内の一部画像はスパイショットを元にAIによって生成したイメージを使用しています

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