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ガソリンスタンドは日本独特の呼び方! 石油業界的には「SS」と呼ぶことが多いけどナゼ?

ガソリンスタンドは日本独特の呼び方! 石油業界的には「SS」と呼ぶことが多いけどナゼ?

この記事をまとめると

■「ガソリンスタンド」は和製英語であり海外では呼び名が異なる

■日本でもガソスタ業界の正式名称は「サービスステーション(SS)」が多い

■高速道路会社のNEXCOではサービスエリアの給油所を「ガスステーション」と呼称する

ガソリンスタンドのことをなんでSSっていうの?

 ガソリンや軽油といった内燃機関用の燃料を販売している給油所のことを何と呼んでいるだろうか? 一番メジャーなのは、おそらくガソリンスタンドだろう。ただし「ガソリンスタンド」は和製英語。「スタンド」(stand)は「売り場」といった意味なので、間違いではないだろうが、アメリカでは「gas station」、あるいは「filling station」(フィリング・ステーション)、「fill(満たす)」ための「station(施設・場所)」が一般的で、同じ英語圏でもイギリスやオーストラリア、マレーシアなどでは「Petrol Station(ペトロールステーション)」、Petrol=燃料を補給する施設と呼ばれている。

 一方で、石油元売会社では、ガソリンスタンドのことを「SS」と表記している例が多い。この「SS」とは、サービスステーション(Service Station)の略。

 高度経済成長期ぐらいから、ガソリンスタンドはガソリンや軽油などの燃料を売るだけでなく、洗車・整備・車検・オイル交換など、カーライフ全般に関するさまざまな「サービス」を提供するスタイルが定着し、それらのサービスを提供する「拠点」=「ステーション」として、「サービスステーション」の呼称が登場。以後、経済産業省や石油元売会社、販売店などでは、「サービスステーション」を正式名称として使用するようになった。

 さらにややこしいことをいわせてもらうと、高速道路会社のNEXCO3社では、サービスエリアなどにある給油所を「ガスステーション」と表記、呼称している。

 どんな呼び方でも意味さえ通じればいいのかもしれないが、コンビニや喫茶スペースを併設したり、カーリースや自動車保険なども扱ってサービスの幅が広がっても、この先も日本国内では「ガソリンスタンド」が一番馴染みのいい呼称だと思われる。

 余談だが、日本で最初のガソリンスタンドができたのは、1919年(大正8年)。日本石油(現エネオス)により、東京・鎌倉河岸(現在の東京都千代田区内神田1、2丁目付近 首都高 神田橋JCTそば)にビジブル式(目盛り付きの容器の中を流れるタイプ)のガソリンスタンドが建設されたのが第一号。同年9月にはライジングサン石油(昭和シェル石油の前身)のガソリンスタンドも開業した。

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