
この記事をまとめると
■教習車にはさまざまな専用装備がついている
■雨除けに使われるバイザーが一般的な物と比較して非常に大きい
■後方確認や踏切の音を聞く際に雨の日に窓を開けても濡れないようになっている
教習車のバイザーがデカい理由
ときどき道路上でも目にする教習車をよく見ると、サイドバイザーが一般のクルマより大きいことに気が付きます。なぜ、一般の乗用車よりも大きいサイドバイザーが装着されているのでしょうか。この記事では、教習車のサイドバイザーが大きい理由や、教習車ならではの専用装備などを紹介します。
教習車にはさまざまな装備が多数取り付けられている
運転免許を取得する際に多くの人が通う教習所で使われている教習車には、さまざまな専用装備が取り付けられています。
たとえば、ルームミラーやドアミラーは教習生用と指導員用が装備されています。また、指導員が操作するためのクラクションボタン、指導員用のデジタル速度計(教習生からは見えないようになっているタイプもある)、補助ブレーキ、「仮免許練習中」のプレートを設置するホルダーなどがそれです。
そのほかにも、教習車の運転席側と助手席側のドアに大型サイドバイザーが取り付けられているのを見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。じつはこの大型サイドバイザー、教習中にかなり役立つアイテムなのです。
教習車に取り付けられているサイドバイザーが大きい理由とは?
教習車に取り付けられていることが多い大型サイドバイザーは、雨が降っているときの後退(バック)練習時や踏切通過の際に役立ちます。
一般的な乗用車のオプションに用意されているサイドバイザーでも、問題ないと思う人もいるかもしれませんが、教習車には基本的にバックモニターが装備されていません。そのため、後方の確認をする際は、車内から後方を目視する、または、窓から頭を少し出して後ろを見るという方法になります。
雨が降っているときに、窓から頭を少し出して後方の確認をする際、一般的な乗用車のオプションに用意されているサイドバイザーでは、あっという間にびしょ濡れになってしまいます。
しかし、教習車でよく見る大型サイドバイザーであれば、雨に濡れる範囲を最小限に抑えることができます。このような理由から教習車には、大型サイドバイザーが取り付けられているのです。
大型のサイドバイザーでも雨をしのげないときもある……
大型サイドバイザーが装備されていれば、雨に濡れる範囲を最小限に抑えられるものの、雨+強い風のときはびしょ濡れを防ぐことができません。
しかし、雨風が強いときでも、窓を空けて後方の安全確認や踏切通過などをしなければならないため、強い雨の日や暴風雨のときはびしょ濡れになりながら教習を受けることになります。
最後に、余談ではありますが、踏切通過の際に音を聞くために窓を開けるよう教習で教わります。教習生の中には踏切通過のたびに窓を全開にする人もいますが、あくまでも窓を開ける目的は警音器の音を聞くためです。
そのため、必ずしも全開にする必要はありません。教習のときのちょっとした知識として、“踏切通過時は窓を全開にしなくてもいい”ということを覚えておけば、雨の日にびしょ濡れになるのを防げるかもしれません。
