
この記事をまとめると
■世界には常識を覆す交通ルールが数多く存在する
■合理性重視から緩さまで国民性が色濃く反映される
■日本のルールもまた外国人から見れば驚きの対象となる
世界には信じがたい交通ルールが存在する
これだけ情報があふれかえる時代になっても、まだまだ世界には驚きがわんさかあるようです。交通ルールひとつとっても、意外なものやそりゃあんまりだというものが数えきれません。有名なところでは、ドイツのアウトバーンにある速度無制限エリアなどがあります。お国柄といってしまえばそれまでですが、なかには日本でも導入したほうがよさそうなルールもちらほら。そんな驚きのルールをご紹介しましょう。
赤信号でも右折してOK(アメリカ/カナダ)
ご存じのとおり、アメリカは日本と反対の右側通行となります。そこで、多くの地域で赤信号であっても安全が確認できれば右折が許可されているのです。日本でも信号にかかわらず左折が許されている交差点があるのと同様です。ちなみに、筆者は初めてLAで運転した際、このルールを知らず信号に従ったものですから、後続車からクラクションを激しく鳴らされることしきり。見かねた隣のドライバーが「行け、行け」とジェスチャーで教えてくれた記憶があります。
運転中のアルコールOK(コスタリカなど)
信じがたいことですが、コスタリカでは血中アルコール濃度が0.05%(一般的にビール1〜2杯程度)ならば運転してもOKだとか。調べてみると、ほかにもアメリカはミシシッピ州も0.08%未満ならばOK。また、インドネシアやバルバドス、セネガルといった国々は規定数値の設定すら存在しないという酔っ払い天国(笑)。無論、酒気帯びで事故や違反を犯した際は厳罰が用意されているとのことですが、同じ道路を走るのはとてもじゃないけど無理。これら国で運転する際にはくれぐれもご注意を!
アルコール検知器の常備義務(フランス)
2010年に酒気帯び運転による悲惨な事故が起きたことがきっかけで、フランスは車内にアルコール検知器の常備を法制化。運転前に自ら検査して呼気中0.25mg/Lより低くないと違反となるほか、携帯していないで運転することもNG。この検知器は電子式や使い捨てタイプなどがあるようですが、さすがワインと葉巻の国だけあって、酒屋とタバコ屋で売っているのだそうです。なお、法制化した当初はこの取り締まりが頻繁に行われたのですが、その際は酒気帯びや検知器の不携帯より、麻薬や違法銃器の検挙数が多かったとか。ともあれ、日本で導入するのもいいアイディアではないでしょうか。
予備のメガネ携帯義務(スペイン)
メガネやコンタクトを使用するドライバーは、車内に予備を用意しなくてはならない。スペインは陽気なラテン気質のわりに、周到なルールを設定しています。もっとも、現在ではいくらか緩くなって「推奨」レベルになっているのだとか。なので、なかにはレンズの入っていないフレームだけとか、コンタクトレンズの空き箱だけ積んであるといったドライバーもいるとのこと。こうした対処もじつにラテンらしいところかと。
水はね運転の禁止(日本)
これは、逆に外国人が驚く日本のルール。ぬかるみや水たまりを通る際、歩行者に泥水を飛ばすと罰金(6000〜7000円)の対象というもので、「日本人は歩行者にさえおもてなしか!」と厳格なドイツ人でさえあっけにとられたとか。
とはいえ、日本人でも無頓着なドライバーは少なくないようで、当のドイツ人が「ルールは守られてこそルールなのに」と歯噛みしたとかしなかったとか。日本の品位を保つためにも、水はね運転は自重しましょう!
