WEB CARTOP | 独自の企画と情報でクルマを斬る自動車メディア

ついに米国生産車が日本デビューで気になる価格と中身は? トヨタ「タンドラ」「ハイランダー」が発売開始!!

ついに米国生産車が日本デビューで気になる価格と中身は? トヨタ「タンドラ」「ハイランダー」が発売開始!!

この記事をまとめると

■国内各メーカーが米国生産車を新制度で日本市場へ導入する

■まずはトヨタがタンドラとハイランダーを東京都から販売開始した

■限定販売で需要を探りつつ全国へと展開する見込みである

米国生産モデルがいよいよ販売開始

 トヨタは4月2日、米国工場で生産したピックアップトラック「タンドラ」とSUV「ハイランダー」の販売を開始した。これは2月16日に施行された新制度を活用したもので、米国で製造され米国の安全性基準に適合する車両について、日本国内で追加の試験を行わずに販売できる仕組みを利用している。まずはトヨタモビリティ東京を通じて販売を開始し、全国での発売は今夏以降を予定する。

 米国で人気の2車種を日本市場に導入することには、幅広い顧客の多様なニーズに応えるとともに、日米間の自動車貿易における協力関係を強化する狙いがある。

 販売戦略の特徴は、段階的な市場導入と限定的な販売台数にある。まず東京エリアで販売を開始し、市場の反応を見極めた上で今夏以降に全国展開する。月販目標台数は、タンドラが80台、ハイランダーが40台と、トヨタの主力車種と比較して極めて少ない。これは、日本市場における需要規模を慎重に見極めながら、米国生産車の日本導入という新たな取り組みを進める姿勢を示しているといえるだろう。

 タンドラは、全長5930mm×全幅2030mm×全高1980mmという圧倒的なスケールをもつフルサイズピックアップトラックだ。頑強なラダーフレーム構造により優れた耐久性と信頼性を実現している。搭載するのは3.4リッターV6ツインターボエンジンで、10速ATが組み合わされる。価格は1200万円で、左ハンドル仕様のみの導入となる。

 国内メーカーがフルサイズピックアップトラックを販売していないため、日本国内でタンドラと競合する車種は、実質的に存在しない。ただしニッチながらも支持層はいるジャンルなので、並行輸入されるフォードF-150やラムなどの米国製ピックアップを検討するユーザーにとってはオルタナティブとなるだろう。

 ハイランダーは、3列シートを備えた7人乗りのミッドサイズSUVだ。米国では2001年の初代モデル発売以来、累計約360万台以上を販売しており、ファミリー層から高い支持を得ており、日本では2000年から2007年まで「クルーガー」の車名で販売されていたモデルの後継にあたる。ボディサイズは全長4950mm×全幅1930mm×全高1730mmで、2.5リッター直列4気筒エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせる。価格は860万円で、こちらはニュージーランド市場向けの右ハンドル仕様のみの導入となる。

 ハイランダーの競合車種としては、まず挙げられるのがマツダCX-80だろう。ハイランダーと同じく3列7人乗りSUVで、価格帯は439万円〜612万円、全長は4995mmと近いサイズだ。同門のレクサスRXも競合となる。616万円〜915万円で、全長4890mm、3列7人乗り仕様も設定されている。ただし、ハイランダーは860万円という価格設定で、CX-80よりも高価格帯で、RXの中位グレードに相当する。

 今後はカムリの導入も予定されており、トヨタでは米国生産3車種の日本展開が実現する。カムリは日本でも馴染みのあるモデルで、タンドラやハイランダーよりも幅広い顧客層にアピールする可能性が高い。トヨタがこの新たな取り組みを通じて、日本市場における選択肢の拡大と日米関係の強化をどのように両立させていくのか、注目したい。

画像ギャラリー

WRITERS

モバイルバージョンを終了