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レンタカーを借りてたらヘッドライト球切れで警察に止められた! これって責任はドライバー? レンタカー屋?

レンタカーを借りてたらヘッドライト球切れで警察に止められた! これって責任はドライバー? レンタカー屋?

この記事をまとめると

■レンタカーでもヘッドライトの球が切れる不具合が起こる場合がある

■レンタカーで球切れやタイヤの溝不足が発覚した際はレンタカー会社の責任になる

■タイヤの溝などは出発前に確認できるので借りた人もチェックするのが安心だ

トラブルになる前に借主も要チェック!

 レンタカーでドライブ中に警察官に呼び止められ「ライトの球が切れていますよ」とか「タイヤの溝がありませんね」と整備不良を指摘されたとしたら、レンタカー会社の責任? それとも借受人=レンタカーを借りていた運転者の責任?

 残念なことに、質よりも回転率を重視した格安レンタカーなども増えてきた背景から、こうした事案もあり得ない話ではないだろう。

 結論からいえば、レンタカーの整備不良が発覚、指摘された場合、その責任は基本的にレンタカー会社にある。ただし、出発前の日常点検を怠った場合や、警告灯の点灯や異音などの異常を認識しながら運転を続けた場合は、利用者にも過失割合が認定されることがあるので要注意だ。

 公道を走るクルマは、保安基準を確実にクリアしていることが条件になるが、どこかに問題があり、整備不良を指摘される具体例としては、下記のようなものが挙げられる。

⚫︎灯火類の不具合:ヘッドライトの球切れ、尾灯(テールランプ)の不灯、ブレーキランプの不点灯、方向指示器(ウインカー)の故障

⚫︎制動装置(ブレーキ):ブレーキがまったく利かない、または極端に利きが悪い状態

⚫︎タイヤの摩耗:タイヤの溝がスリップサイン(摩耗限度)まで達しているもの、空気圧が極端に低い状態

⚫︎窓ガラスの着色フィルム:運転席や助手席の窓に可視光線透過率70%未満の濃い着色フィルムを貼っている場合

 そのほかには、最低地上高違反や音量規制などもあるが、これらは整備不良というより、不正改造にあたるのでちょっと性質が異なる。

 このうち、「ブレーキが利かない」に関しては、違反云々ではなく、事故に直結するので論外として、灯火の不具合、ライトの球切れなどは、貸し出し前あるいは走行前に点検しても、走行中に予兆なく切れることがあるので、なんともいえない。

 警察官もそのあたりの事情はわかっているので、悪質でなければ警告や口頭注意で済むことが多いはずだ。とくにレンタカーであれば、ドライバーが違反キップを切られる可能性は、現実問題かなり低い。それでも速やかな修理を促されるのは間違いないので、注意を受けたらレンタカー会社に相談を。

 一方、タイヤの残り溝に関しては、急速に摩耗が進むことはあり得ないので、車体を借り受けるときに、借りた側も目視確認を(常識的に考えて残り溝1.6ミリ以下で貸し出すことはないはず)。

 空気圧もできれば出発前に点検調整したいところだが、出先で給油する機会があれば一緒に点検しておきたい。事前に点検、調整したとしても、どこかで異物などを踏めば、パンクして空気が抜けることもあり得るが、少なくとも見た目で空気圧が不足してタイヤが凹んでいるようであれば、確実にパンクしていると思っていいので、走行を続けるのは不可能だ。これも整備不良云々ではなく、レンタカー会社に連絡した上で、ロードサービスを手配するべき案件となる。

 繰り返しになるが、貸し出された車両の点検・整備義務は基本的にレンタカー会社にある。そのため、万が一、整備不良が原因で事故が発生した場合、レンタカー会社は損害賠償責任(運行供用者責任)を負うことになるが、整備不良で道中の行動予定が狂ったり、トラブルで危険な思いをするのは借受人なので、車両点検をレンタカー会社に任せっぱなしにするのではなく、最低限の運行前チェックは自分でもやって、防げるトラブルは未然に回避するようにしたい。

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