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シトロエンの新世代デザインを投入した「C3エアクロス ハイブリッド」! ここまでやってもまだ「入口」ってマジ!?

シトロエンの新世代デザインを投入した「C3エアクロス ハイブリッド」! ここまでやってもまだ「入口」ってマジ!?

この記事をまとめると

■シトロエンは日本市場で「C3エアクロス ハイブリッド」を発表した

■ピエール・ルクレール氏の手によるコンセプトカー「オリ」の要素を投入している

■新世代デザイン言語を投入したモデルということで注目が集まっている

話題のフレンチSUVは見どころ満載!

 2026年7月24日、Stellantisジャパンはシトロエン C3エアクロス ハイブリッドを発売しました。BセグメントのSUVに3列シートを初採用し、取りまわしのよさと高い実用性が話題となっていますが、ではスタイリングの魅力はどこにあるのか? 今回は発表会会場で商品担当者の声を聞いてみました。

●コンセプトカーのエッセンスを投入

 ベースとなったC3は、ひと足先に新世代シトロエンデザインを採用して登場。2018年にデザイン統括へ就いたピエール・ルクレール氏の手によるコンセプトカー「オリ」の要素を投入した同車は、先代の曲面基調から、シャープな直線を組み込むことで独自の立体感を打ち出しました。

 フロントでは、新しくなったエンブレムをしっかり見せるべく、垂直に広い面を持たせたグリルやCをモチーフにしたライトが特徴。これを含めた全体の造形はエアクロスも同一ですが、細部には違いも見られるようです。

「フロントではスキッドプレートが大型になっていることと、ロアグリルの形状が異なり、C3では横型だった「カラークリップ」が縦型に変更されています。また、じつはランプの形状も一部変えているんですよ(広報部広報マネージャー 英 信司さん(以下同)」

 C3発表時に来日したCMFデザイナー、柳沢知恵氏が「強いアクセント」と語ったカラークリップは、3列シートで大型化するにあたり上下方向に表現を変更したようです。一方、サイド面ではリヤに向けて伸びたボディについて「後方にかけてのバランスを緻密に設計」と資料にあります。

「3列目のシートを置くため、ホイールベースを先代比で65mm伸ばし、同時にボディも400mm長くなっているのですが、こだわったのは重心の位置をあくまでも先代に近付けることでした。これによって、3列目の乗員の快適性が確保されるんですね」

 その伸びたボディで目を引くのは非常に幅広いCピラーと、比較的小さいリヤウインドウです。近年は、リヤへの「抜け」を意識した広いリヤウインドウが多く見られますが、それに比べると、絞られたサイドとリヤのウインドウがぶつかる新型のCピラー部は、ライバルとは異なる表情を作っています。

「もちろん3列目への採光を重視するという考え方もありますが、あまりリヤウインドウを広くしてしまうとボディの強度にも影響が出て、たとえば3列目シートの左右とセンターで乗り心地に違いが出てしまう。そこで、Cピラーはあえてしっかりとした広い面としています」

●新世代デザイン言語の可能性

 近年のシトロエンは、比較的短期間で大きなデザインテーマの変更が行われますが、新世代デザイン言語では4月にフェイスリフトしたベルランゴ以降、今回でC3シリーズにも展開となりました。3分割されたLEDヘッドライトなどかなり特徴的なテーマが、果たしてユーザーに浸透しつつあるのかは気になるところです。

「正直、当初は拒否反応に近い声もありましたね(笑)。今までががエアバンプなどを使った曲面基調の柔和なデザインでしたから、変化の度合いが強かった。ただ、数カ月経ってお客様もかなり慣れてきたようで、最近では近代的、モダンな造形として認識されています」

 前出の「オリ」では、極めてシャープな造形のほか新素材の積極的な投入も話題でした。その点、新型C3シリーズの比較的オーソドックスなドアやフェンダー面を見ると、まだまだ様子見なのか? とも思えます。シトロエンブランドとして、今後は振り切ったデザインも期待したいところです。

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