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日本で見かけないからって「失敗作」とかナメるなよ! 海外じゃバカ売れ大ヒットの日本車4台 (2/2ページ)

日本で見かけないからって「失敗作」とかナメるなよ! 海外じゃバカ売れ大ヒットの日本車4台

この記事をまとめると

■日本で販売に苦戦したクルマでも海外ではベストセラーとなった例は少なくない

■海外で高く評価されたモデルを4台紹介

■道路事情やライフスタイルの違いが日本と海外で評価をわけている

海外では意外なモデルがウケている!?

 黒澤明の『七人の侍』が、日本では「長くて退屈」と冷遇されながら、ヴェネツィアで銀獅子賞を獲って世界を震撼させたのは有名な話。なにがいいたいかといえば「地元の評価」なんてものは、時にあてにならないということ。クルマの世界も同様で、日本市場では不評で販売終了したものの、海外では年間数十万台を売るベストセラーとなるケースは少なくないのです。じつは海外で絶大な支持を得る「逆転ホームラン車」4台をご紹介しましょう。

トヨタ・ランドクルーザー シグナス

 発売当時、全長や全高はともかく、1940mmの全幅はいい意味でも悪い意味でも大きな話題となりました。実際、日本の一般的なパレット式立体駐車場は1850mm以下が主流ですから、都市部で敬遠されたのも納得です。当然、4.7リッターのV8も高燃費とはならず、維持費の高さが目立ってしまうことに。

 一方で、現行のランクル300は全幅1980mmとさらに拡大されていながら、空前の大人気。つまり、シグナスは、日本の道路事情を置き去りにして「世界基準のサイズ」へと舵を切った黎明期の1台といえるでしょう。その証拠に、海外(レクサスLX470として販売)では評価が真逆。中東の砂漠やアメリカの荒野を「高級ホテルのラウンジのような快適さ」で移動でき、なおかつ「絶対に壊れずに生きて帰ってこられる」という唯一無二の信頼性を獲得。大富豪やセレブがこぞって乗る、ステータス性の高い最高峰SUVとして神格化されているのです。

ホンダ・アコード

 オールドファンならご存じのとおり、1980〜90年代の日本では「若者が乗るスタイリッシュな定番セダン」として大ヒットしていたアコード。ですが、代を重ねるごとに海外市場に合わせてボディが巨大化。日本のファンからは「こんなの俺たちの知ってるアコードじゃない」とか「レジェンドの再来じゃないんだから」などと不興を買うことに。さらには、ファミリーカーの主役がセダンからミニバンに切り替わったことも手伝って、アコードの存在感は見る影もなくなっているのかと。

 これが海外に目を向けてみると、北米では「カムリ」と並ぶ乗用車の絶対王者という位置づけ。広大なハイウェイを走るアメリカ人にとって、広くなった車内と力強い走りは大歓迎されたのです。もちろん、ホンダお得意の戦略的な値付けもあったのでしょうが「迷ったらアコードを買っておけば間違いない」といわれるほど、お医者さんから学生まであらゆる層に愛される、いまやアメリカの国民的セダンといっても過言ではありません。

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