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砂地や泥濘地や雪でクルマのタイヤが空転して動かない! 自力脱出の手段もあれど「すぐにプロへと依頼」が最善策なワケ (1/2ページ)

砂地や泥濘地や雪でクルマのタイヤが空転して動かない! 自力脱出の手段もあれど「すぐにプロへと依頼」が最善策なワケ

この記事をまとめると

■スタックしたら状況が悪化する前にプロへ救援を依頼するのが基本

■初期段階なら電子制御の設定次第で脱出できる場合もある

■無理な救助は危険を招くため人命を最優先に行動することが重要だ

自力脱出の可能性もあるが……

 スキーにいったら新雪にハマる、キャンプ場では泥の上で動けなくなる……。タイヤが空転して身動きの取れないスタック状態になるのは、せっかく楽しいレジャータイムを台無しにしてしまう。

 はたして、スタックしたときの最善策とはなんだろうか。

 結論をいえば、なんらかの手段でプロに救援を依頼するのがベストだ。

 たしかに、一定以上のテクニックを有していれば、ある程度のスタック状態からであれば脱出することは可能であろう。しかし、それだけのテクニックがあればそもそもスタック状態に陥っていないはずだ。スタックしてしまったということは、自分自身のテクニックではリカバリーできなくなっているわけだから、プロに救援してもらうしかないといえる。

 とはいえ、なにもチャレンジする要素がないとはいえない。

 まず試してほしいのは、トラクションコントロールをオフにすることだ。こうした電子制御は少しのスリップでも出力を絞ってしまうため、滑りやすい路面では動けなくなることもある。トラクションコントロールをオフにすることで、脱出できることもある。

 また、最近では滑りやすい雪道に合わせたスノー・モードを有しているクルマも多いし、SUVであればマッド・モードのような悪路走破性を高めるドライブモードを用意していることもある。もし、ノーマル・モードのままでスタックしたのであれば、まずはスノー・モードやマッド・モードを試してみると、案外スルッと脱出できることもある。

 ここで注意すべきは、タイヤが空転しはじめたら、すぐにアクセルを緩めて、速やかにスノー・モードやマッド・モードを試すことだ。なぜなら、こうしたドライブモードで脱出できるのはスタックの初期段階といえる。タイヤが空転する摩擦によって、路面がどんどん滑りやすくなっていき、深くハマってしまうと、ドライブモードを切り替えたくらいでは脱出が困難になってしまう。

「ハマったかも?」 と思ったら、いったんアクセルを抜いて、滑りやすい路面に適したドライブモードが選べるのであれば、そちらに切り替えてほしい。その際ふんわりとアクセルを踏み込むなど、タイヤが空転しないように気をつけることも大切だ。

 ヌタヌタ状態の泥であれば、ある程度はタイヤを空転させて泥を跳ね飛ばすことで路面のグリップを回復する……というテクニックもあるが、標準装備されているようなタイヤ銘柄では、そこまでの走りができることは少ないだろう。

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