
この記事をまとめると
■アルファロメオ・ジュニアに140台限定の「スポルト スペチアーレ」が設定された
■33ストラダーレに着想を得た専用18インチホイールやアルカンターラ内装などを採用
■価格は525万円でジュニアの限定車シリーズでは最高価格となる
ジュニアの限定車では最高額モデル
アルファロメオ・ジュニアの限定車攻勢が止まらない。2025年6月の日本導入以来、インテンサ(2026年1月)、エディツィオーネ ビアンコ(2月)、アヴォリオ クラシコ(5月)と続いてきたジュニアの限定シリーズに、今度は「スポルト スペチアーレ(Sport Speciale)」が加わった。イタリア語で「特別なスポーツ仕様」を意味するその名の通り、これまでの限定車とは異なるスポーティとエレガンスの融合という方向性をコンセプトとしている。
外装の最大の見どころは、18インチアルミホイール「フォリ」だ。1967年の伝説的なレーシングカー「ティーポ33」を現代に解釈した超限定モデルである、2023年に世界33台限定で発売した「33 Stradale(トレンタトレ ストラダーレ)」から着想を得た三つ葉モチーフのデザインが採用されている。マイロン加工と呼ばれる汚れが付きにくいマット仕上げが施されており、通常の光沢仕上げとは異なるシックな質感も魅力だ。
ボディキットはグロスブラック仕上げのサイドスカートとリヤバンパーにシルバーインサートを組み合わせたもので、ホワイトとシルバーをアクセントカラーとした全体の色調と調和している。アルファロメオならではのパッションに「クリーンで洗練された印象を添える」というコンセプトが、このシルバーの使い方に集約されている。
インテリアはこの価格帯の限定車としてかなり豪華な仕立てだ。シート、ステアリングホイール、ダッシュボード、センターコンソールの4点すべてにアルカンターラ素材を採用している。各部にホワイトのステッチを施し、ブラック基調の室内空間に鮮やかなコントラストを生み出した。専用シートのホワイトインサートも効いており、「Sport Speciale」ロゴ入りのインテリアトリムとあわせて、見た目からも限定車であることが一目瞭然の仕上がりとなる。
ボディカラーはブレラレッド50台、アレーゼ グレー45台、センピオーネ ホワイト45台の計140台。センピオーネ ホワイトは今年2月のエディツィオーネ ビアンコ以来の採用となるボディカラーで、シルバーのアクセントとの組み合わせがとりわけ映えそうだ。
税込価格は525万円。2026年に発売されたジュニアの限定車では、インテンサの508万円、アヴォリオ クラシコの499万円を上まわり、現時点でシリーズ最高値の設定だ。ベースのジュニア イブリダが420万円からであることを踏まえると、100万円超のプレミアムがアルカンターラと専用装備にどれだけの付加価値をもたらしているか、実車で確かめてみたい1台だ。
