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4輪EVもだけど電動バイクも全然普及しない! 4輪とはまた違う「ハードル」とは (2/2ページ)

4輪EVもだけど電動バイクも全然普及しない! 4輪とはまた違う「ハードル」とは

この記事をまとめると

■電動バイクは価格の高さなどから普及が進んでいない

■モーターの特性を生かした穏やかな走り方なら実用的な航続距離を確保できる

■手ごろな価格と自宅充電のしやすさが普及のカギになるだろう

20年たっても普及しない電動バイク

 電動バイクの取り組みにはすでにそれなりの歴史がある。たとえばホンダは1994年に電動スクーターのCUV ESを200台の限定ながら官公庁や地方自治体へ販売した。ヤマハは2002年にパッソルの電動モデルを地域限定で販売し、翌年には全国販売につなげている。

 それから20年以上たった現在、電動バイクはいまだ普及に至っていない。逆に目立つのは電動キックボードではないか。東南アジアでは、バイクタクシーといって2輪車の後席に客を乗せて移動する事業が人気で、手ごろな価格で利用できるのが特徴だ。一方、エンジン車では大気汚染などが都市部を中心に課題となり、電動化を望む声はある。それでも電動化への転換はなかなか進んでいない。

 電動バイクの普及に勢いがつかない背景にあるのは、まず価格だろう。現在の電動バイクの品揃えは、ホンダの場合、2026年2月に低価格をひとつの特徴としたICON e:が22万円で発売されたが、それまでは、50ccクラスの電動バイクでも約32万~70万円の範囲にあった。51~125ccクラスでは、約52万~70万円である。

 これに対してエンジン車であれば、新基準原付で24万円を切り、51~125ccは約25万~52万円の範囲にある。ヤマハの場合も、電動スクーターは約31万~69万円の間にある。ホンダがICON e:を誕生させたことで、ようやく価格競争力がでてきたといえるだろう。

 そのうえで、電動バイクもEVと同じように満充電からの走行距離が気になるところだ。ICON e:の場合、30km/hの定地走行で81kmとのカタログ諸元値である。しかし、現在販売されている電動バイクの主体はスクーター形式で多くは市街地での利用となり、発進と停止を繰り返す乗り方がほとんどで、一定速度で走り続けることはまれだろう。となると、定地走行の一充電走行距離は日常の使い勝手ではあてにならない。

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