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「このサイズを待っていた!」夫婦やソロ車中泊に最高すぎる日産「NV200バネット マイルーム」の秀逸なカラクリ

「このサイズを待っていた!」夫婦やソロ車中泊に最高すぎる日産「NV200バネット マイルーム」の秀逸なカラクリ

小さな車体に、キャラバンと同等の装備を備えたバネット

「このサイズを待ってました」という人も多いかもしれない「NV200バネット マイルーム」。キャラバンに続いて、木目をふんだんに使ったインテリアや、停車中にゆったりとくつろげるアイディアいっぱいのキャビン空間を備えるモデルだ。

 全長4695mmと大きなキャラバンは、多用途に使える広大な室内空間が魅力だったが、バネットは全長4400mmと短くなることで、市街地での扱いやすさがグンとアップ。ひとりで使っても持て余さず、ふたりでもちょうどいい広さが特徴だ。

 インテリアは、キャラバン同様にナチュラルで居心地のよい空間をテーマとして、天井や内壁、フロア、バックドア部分に木目が使われている。キャラバンには目隠しや日除けの役割を果たす木目のブラインドがあったが、バネットでは布製のカーテンが純正オプションで用意されている。スライドドア部分はフロアまでの長さがあるので、ドアを開けても目隠しになるのが便利だ。

 マイルームの楽しみ方は、まず走行時の状態から後席後方にある頑丈なバーを取り外す→後席のヘッドレストを外し、荷室壁面の収納ボックスにしまう→後席の座面を上げ、反対側に倒せばあら不思議、後ろ向きのソファーに大変身。格納されているスライドテーブルと椅子をセットすれば、リビングモードのでき上がりだ。4人が対面で座ったり、ふたりならソファーに座りながらオットマンとして使っても快適。頭上のゆとりはキャラバンが拳2.5個分だったのに対して、バネットは3.5個分と天井が高いので、開放感がしっかり感じられた。

 次に後席の座面を戻し、背もたれを後ろに倒して先ほどの椅子を平置きベッドとしてつなげると、身長184cmまで想定済みというベッドルームモードになる。キャラバンの場合は壁面に立てかけて格納できるタイプのベッドもあったが、バネットはこの1タイプのみ。さっそく横になってみると、ソファー時より硬めのクッションが身体を支えてくれている。これは、シート座面を表裏で柔らかめ・硬めと分け、走行中やベッドのときは身体をしっかりと支える硬い面を使うようにしているから。5:5分割でひとりずつが好きな状態にアレンジできるのも便利だ。

 ベッドルームモードでも、大人が座っても圧迫感のない953mmの高さを確保しつつ、下段にポータブルバッテリーや買い物かごなどの荷物をたっぷり積載可能。コンセントが3カ所にあり、外部給電とケーブルも標準装備となっている。後席用のエアコン吹き出し口がないので、夏場はポータブルクーラーなどを購入するのが良さそう。さらに、乗り心地向上のためFFモデルにはコンフォートサスペンションを採用しているので、日常の移動も乗用車並みとのこと。

 結論です。キャラバンは本格的な車中泊やアウトドアレジャーをメインに使う人におすすめ。一方、バネットは日常メインでときどき軽めのレジャーを楽しむ夫婦やシングル世代におすすめだ。

※本記事は雑誌「CARトップ2024年12月号」の記事を再構成して掲載しています

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