
この記事をまとめると
■ボディコーティングはワックスより長期間効果が続き手入れの負担を減らせる
■ホイールまで施工しておけば泥やブレーキダストを落としやすくなる
■スプレータイプは直接噴射せずスポンジやクロスに吹き付けて施工する
ボディだけではもったいない
クルマを手に入れたらボディコーティングというのが今や常識だ。かつては深い艶がでるカルナバロウなどを主成分とするワックスがけがボディ保護の主流だったものの、ワックスは熱や雨によって効果の持続が短くなる難点がある。趣味でワックスがけをしたい人は別にして、もはやタイパがいいとはいえない。
その点、現在の主流であるコーティングはボディにしっかりと密着する被膜が形成されるため、艶と美しさが長もちする。コーティングの種類にもよるが、1カ月から数年も効果が持続するものもあるから、初期費用はかかってもタイパ・コスパがよいとされている。
そのボディコーティングは、プロによる施工か、DIYで行うふたつの選択肢がある。洗車オタクであり、洗車関連メーカーで30年以上にわたって製品アドバイザーを務めてきた筆者は、2014年、VWゴルフヴァリアントの新車購入時に、自身でDIYガラスコーティングを施した。ボディ全体はもちろん、新車時だからこそできるボンネット裏、テールゲート裏、戸当たり、アルミのモール類(ドア断面など)、そしてアルミホイールまで徹底して仕上げたものだ。
ところで、コーティング剤にはさまざまな種類がある。大きくは大面積を一度に作業しやすいスプレータイプと、液剤をスポンジなどにとって塗布するタイプにわかれる。そして水をコロコロとした水滴状にして弾くものの、水滴がウォータースポットを誘発することもある撥水タイプ、水がベターッと広がり水滴になりにくい親水タイプ(油分がつくと水玉になる)という分類もある。ちなみに屋外駐車している筆者は、水滴の付着→ウォータースポット被害低減のため、親水タイプが好みで施工している。
さて、ここから本題である。DIYでコーティングを行う際は、とくに汚れが付着しやすいホイールまで施工するのが理想的だ。業者に頼んだ時の追加料金もかからないホイールにコーティングしておくと、泥汚れはもちろん、しつこく付着するブレーキダストの汚れ除去も簡単になる大きなメリットがある。
事前準備としては、手間はかかるもののホイールの完全洗浄が鉄則だ。泥汚れはもちろん、水シミやブレーキダストの除去は不可欠。カーシャンプー、専用ケミカル、ブラシ、スポンジを併用し、ホイールをきれいにしてからコーティング作業を行うこと。
水洗いしたあとの水気の除去も不可欠だ。筆者の場合、ホイール細部に残った水気は、コードレス&充電タイプのハンディマルチブローを使って吹き飛ばしている。ちなみに、コーティング剤によっては水気が残った状態で作業してもOKなものもある。
