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ランクル70をより快適に!  エムリットが純正装備の弱点を補完する専用エアコンフィルターを開発

ランクル70をより快適に!  エムリットが純正装備の弱点を補完する専用エアコンフィルターを開発

この記事をまとめると

■ランクル70のメッシュ状純正フィルターを補う専用エアコンフィルターが登場

■実車での走行やオーナーの声をもとに開発し細かなホコリや花粉の捕集性能を追求

■国内販売に続いて豪州や中東など海外市場への展開も予定されている

8000kmの実走で開発

 高品質なエアコンフィルターで定評を得ているエムリットが9月末、ランドクルーザー70専用のエアコンフィルター「MLITFILTER(エムリットフィルター)S-LC70」を発売した。価格は税込7700円。

 開発のきっかけは2年前、UAE(アラブ首長国連邦)の現地販売店から寄せられた問い合わせだった。ランドクルーザー70に標準装備されているのはメッシュ状のフィルターで、砂塵の多い中東の使用環境では十分に対応しきれないという声が上がったのだという。調べてみると、日本国内向けの車両にも同じメッシュ状フィルターが採用されていた。つまり砂漠の国だけの悩みではなかったわけだ。

 標準装備のメッシュフィルターは、比較的大きなゴミの侵入を防ぐためのものだ。これに対してS-LC70は、細かなホコリや花粉まで捕集できるのが特徴になる。フィルター部分とフード部分が別体になる構造で、標準品とは見た目もかなり異なる。

 適合車種は、再販モデルの「GRJ76/79」(2014〜2015年)と、再再販モデルの「GDJ76」(2023年10月〜)だ。販売はAmazon、楽天、Yahoo! ショッピング(クレールオンライン)で行われている。

 専用品を作るには実車が欠かせない。そこでエムリットは昨年秋にランドクルーザー70を新車で注文し、今春の納車直後から開発に着手した。試作と実車への装着確認を繰り返しながら、約5カ月で8000kmを走り込んだという。走行中はほとんどの時間を外気導入モードで使用し、SNSで活発に情報発信しているオーナーコミュニティにも参加して、実際の使用環境やニーズを探ってきたそうだ。

 同社が長年着目してきたのが、窓ガラスの内側や車室内の汚れ方だという。今回の開発車両では、約8000kmの走行中に窓ガラスの内側を念入りに清掃したのは1回だけだったという。清掃頻度は使用環境や個人の習慣で変わるが、現在エムリットでは開発に使ったランドクルーザー70を公開しており、来社したユーザーには製品の装着も行っている。週末にはオーナーが愛車で訪れ、装着だけでなく意見交換の場にもなっているそうだ。

 海外展開も計画されている。初回の製造ロットはすべて国内向けとし、今年末から来年にかけて豪州、中東、南アフリカ向けに順次展開する予定だ。海外の希望小売価格は50米ドル(予定)で、英語版の取り付け説明書も用意されている。さらに「FORCE 70 series」として、エアコンフィルター以外にも、室内快適装備「CLING-AIR Cabin Gear」シリーズの開発・販売が進んでいる。

 世界中のオフロードで酷使されるランクル70だけに、効果的に純正の弱点を埋めるこうした部品は、オーナーにとって見逃せない存在になりそうだ。

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