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【新東名】浜松いなさー豊田東間ついに開通で、気になる使い勝手は? (2/2ページ)

【新東名】浜松いなさー豊田東間ついに開通で、気になる使い勝手は?

東名との距離差たった5キロだが、新東名は走りやすさが違う!

 2月13日、新東名高速道路(第二東海自動車道)の浜松いなさJCTと豊田東JCT間が開通した。

 新東名高速道路の豊田東JCT~浜松いなさJCT間(約55km)の開通によって、すでに開通した区間と合わせ約200km にわたって、2本の東名が並走することになる。NEXCO中日本では、これをダブルネットワークと呼んでいる。

NEXCO中日本HPより

 この開通によって静岡県の三ヶ日周辺、愛知県内の岡崎?豊田間の大幅な渋滞緩和が見込まれる。渋滞緩和はそのまま交通事故の減少にもつながるという。

これにより御殿場JCT?豊田JCT間(距離205km)の所要時間が、東名(距離215km)を通行した場合の所要時間(朝夕の平均速度から算出)と比較し、約60分の短縮になるという。走ればそれも納得で、東名に比べて路面が新しいからフラットでアップダウンが少なく、カーブも緩やかで断然走りやすい。

 また、この区間に新たに新城インターチェンジ(IC)、岡崎東ICという2か所が開設された。新城インターは東名・豊川ICから北東に13kmほどのところにあり、岡崎東インターは東名・音羽蒲郡ICと岡崎ICのほぼ中間地点の北東に位置する。新たな物流の拠点としても注目されるだけでなく、特に新城ICは奥三河地域への入り口というポジションにあり、名古屋や静岡県側など近郊の住民も含めて日帰り観光圏域人口が、実に約400万人増加すると予測されているところだ。さらに新城ICを降りたところには「もっくる新城」という道の駅もあり、観光客の増加による地域活性化が期待されている。

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