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新車を買ってすぐに「やってはいけない」こと3選

新車を買ってすぐに「やってはいけない」こと3選

「急」「高」「長」を控えたほうがいい

 念願の新車を購入し、いよいよ納車。いろいろなところへドライブしたくなるところだが、納車されてすぐは控えておきたい行為がある。もちろん個人差もあるので、必ず守らなければならないというものではないが、そういうこともあるんだなーというような軽い気持ちで読んでいただければ幸いだ。

①「急」の付く動作はしない

 最近のクルマは組み付けの精度が上がっており、昔のように入念な慣らし運転が必要というようなものではないが、やはりさまざまな部品の集合体であることから、ある程度各部が馴染むまでは急の付く動作は控えたほうが賢明だろう。ちなみに個人的な感覚ではあるが、新車から3000~5000km程度走行した時点で明らかにエンジンのフィーリングや足まわりの動きがよくなったと感じることができた。こういった些細な変化を感じ取れたのも、急の付く動作を控えてじっくり運転していたからではないだろうか。

②高負荷を与えない

 これは前述の急の付く動作をしない、というものに近いかもしれないが、全開走行のような負荷の高い行為は控えたほうがいいだろう。また、意外かもしれないがサスペンションにも同じことが言える。いきなり悪路を走ったり、サーキット走行のような激しい走りは避けたいところだ。これは日産GT-Rの取扱説明書にも書かれているのだが、2000kmまではなるべくサスペンションをストロークさせる(サスペンションを滑らかに動かす)走りをするように推奨されているのである。

③長距離・長時間の運転を避ける

 新しいクルマということで、どこまでも走って行けそうな気持ちになってしまいがちだが、体がクルマに慣れるまではできれば長距離、長時間の運転は避けたいところ。というのも、極限まで疲労した状態での運転は事故のリスクがアップするのはもちろんのこと、疲労によって集中力が切れた状態では、体が覚えているそれまで乗っていたクルマの感覚で無意識に操作してしまうことがあるのだ。それによって、内輪差などによってせっかくの新車をキズモノにしてしまう恐れもあるのである。

 せっかく手に入れた新車だから、なるべく新車時の状態を維持したいと誰しもが思うところ。走行距離を告げて「そんなに走ってるように見えない!」と言われるような、美魔女ならぬ美魔車を目指してみてはいかがだろうか。

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