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自動車メーカーが本気で闘ったレースカテゴリー「グループC」って何? (2/2ページ)

自動車メーカーが本気で闘ったレースカテゴリー「グループC」って何?

排気量も過給も自由なエンジンによる耐久レース

 グループCとは1982年から1992年まで世界を熱狂させた、クローズド・ボディのレーシングスポーツカーによる耐久レースのカテゴリーのこと。

 国際自動車スポーツ連盟(FISA)のグループC規定に合致した競技車両が参戦し、ルマン24時間レースを柱とする、世界耐久選手権 (WEC)シリーズも、このグループC車両によって争われた。このカテゴリーの最大の特徴と魅力は、燃費規定以外、エンジンに関してほとんどなんでもOKだったというところ。

 燃費は、500kmレースなら323L(1985年から275L)まで。500マイルレースなら494L(同420L)まで。1000kmレースなら600L(同510L)まで、そして24時間レースなら2450Lまでというレギュレーションで、あとは量産メーカーのエンジンなら、排気量、気筒数、NA(自然吸気)、ターボ、レシプロ、ロータリー、一切不問。

 車体は、2ドアのクローズドコクピットで、全長4800mm以内、全幅2000mm以内。耐久レース仕様なので、実用性のあるヘッドライトは必須。最低重量は800㎏以上で、燃料タンク容量は100L。グランドエフェクトもOKで、ホイールのリム幅は最大16インチ。

 じつにシンプルでゆるゆるなレギュレーションだったがゆえに、参戦する側としては創意工夫の魅力があり、「速さと燃費の両立」という目標が、世界中の自動車メーカーを惹きつけた。

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