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3列シート+スライドドアでもダメ! 人気ジャンルなのに売れないミニバン5選とその理由 (1/3ページ)

3列シート+スライドドアでもダメ! 人気ジャンルなのに売れないミニバン5選とその理由

5ナンバーサイズで全高1700mmオーバーが好調だ

 今日のクルマの売れ方を見ると、優れた商品でも人気のジャンルに属さないと売れ行きを伸ばすのは難しい。そのためにクーペやセダンには、販売ランキングの上位に入る車種が見当たらない。逆に人気のジャンルには好調に売れる車種が多いが、すべての販売台数が多いわけではない。ここでは人気のジャンルとされる3列シートミニバンのなかから、今ひとつ売れない5車種を取り上げよう。

 まずは全体的な傾向だが、ミニバンは1990年代の中盤から普及を開始した。当初はいろいろな車種があったが、今では普及開始から20年以上を経て、ミニバンも珍しいジャンルではなくなった。その結果、ミニバンを選ぶのは「多人数で乗車する」「3列目のシートを畳んで大きな荷物を積む」など、明確な目的のあるユーザーのみになっている。

 従って好調に売れるミニバンも、トヨタ・ヴォクシー、日産セレナ、トヨタ・ヴェルファイア、ホンダ・フリードなど、全高が1700mmを超える背の高い車種だ。3列目のシートも居住性が優れ、多人数で快適に乗車できる。3列目を畳めば自転車なども積みやすい。

 逆に全高を1700mm以下に抑えた背の低いミニバンは売れ行きが伸び悩む。ミニバンが普及するときには、3列目シートの乗車時間が短いユーザーなどに受け入れられたが、今は3列シートのSUVが登場したこともあって、背の低いワゴン風のミニバンは全般的に売れ行きが下がった。

 また背の高い車種でも3ナンバー車は苦戦する。ミニバンのユーザーは子育て世代が中心で出費も多く、割安な価格が求められるからだ。ミニバンはファミリーカーで買い物などにも使われるから、運転のしやすさも大切になる。

 その結果、エンジンの排気量が2リッターを超える3ナンバーミニバンで好調に売れるのは、トヨタ・ヴェルファイア&アルファードに限られる。この2車種は存在感の強い外観と、豪華な内装を求めるユーザーの間で人気を高めた。実用的なミニバンというよりも、Lサイズセダン的な価値観で売れている。

 それでは人気のジャンルなのに売れないミニバン5選を見ていきたい。

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