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【美人自動車評論家】吉田由美の「わたくし愛車買っちゃいました!」その46

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キャンプをしながら24時間レース観戦

 国内では10年ぶり、富士スピードウェイでは50年ぶりに開催されたという24時間耐久自動車レース。海外では世界最高峰の耐久レース「ル・マン24時間レース」、「スパ・フランコルシャン24時間レース」、アメリカの「デイトナ24時間レース」は“世界の三大耐久レース”と呼ばれ高い人気を誇っています。ほかにも『世界一の草レース』と呼ばれる「ニュルブルクリンク24時間レース」など、レーシングドライバーはもちろんチーム関係者やクルマにとっても、そして取材する側、見る人にとっても24時間は厳しい戦い。

 私も以前、ル・マン24時間レースを現地で何度か取材したことがありますが、もちろんレースではライバル同士であっても、ゴール後はすべての人がまるでウイナーのようにチーム関係なくお互いを称えあう、まさにスポーツマンシップといった雰囲気で、感動したことを覚えています。

 ちなみにル・マン24時間レースが行われるフランスのサルト・サーキットには毎年移動式の遊園地が来て、ル・マンの象徴的なアイコンにもなっている観覧車に乗ることもできます。今はどうかわかりませんが、私が行ったときは古い観覧車を一度停止させ、ゲストを乗せるとかなり速いスピードで数周回転します。

 しかも安全装備はほとんどなくて、ただの枠の中にいる感じ。ある意味、スリルとサスペンス。しかし、高さがあるのでル・マンのコースを遠くまで見渡すことができます。ほかにも逆バンジージャンプなどもありますが、これまた意表を突くアトラクション。まさに「大人の遊園地」です。

 私が行ったときはアウディやプジョーなどが参戦していたときで、コース内にいくつかアウディがゲストのために食事をしながら観戦できる場所をいくつか確保したり、期間限定でサーキット内にホテルを作ったり。私が行ったアウディの取材ツアーでは、大きな体育館のような場所を区切ってワンルームの部屋を数百も作った通称「アウディ・ホテル」など、規模もやることも規格外。それだけ各メーカーの気合が感じられるレースでした。気分転換にル・マン24時間レースの歴史がわかるミュージアムに行ったり。またル・マンの場合は市街地もコースに使われているため、沿道にある民家ではバーベキューが行われ、年に一度の愉しみとなっています。まさに市民の生活に根付いたレースと言えるでしょう。

 そして見る側も耐久戦の24時間レース。日本ではどうなのか? と思ったところ、今回開催されたスーパー耐久24時間レースは、キャンプセットとペアの観戦券がついた「キャンプヴィレッジパッケージ」を販売していましたが、なんと完売。じつはこれがお得なセットで、「キャンプヴィレッジスターターセット」ではペアのレース観戦券(中学生以下は無料)にアウトドアブランド「コールマン」の4〜5名が寝られるキャンプ用テントが入った値段で2万9760円。

 しかも建てた状態で貸してくれ、持ち帰り可能。手ぶらで行ってキャンプしながらレースを楽しむことができます。ほかにランタンやグランドシートが入ってこのお値段なのでかなりお得〜。

 さらにその上級版「キャンプヴィレッジコンフォートセット」ではさらに2個のスリーピングバックがついて3万6160円。こちらも完売とのこと。確かにここ最近のレースでは、コースの周りにキャンプ用テントがかなりの多く張られている光景を目にします。そういえば先日の「カングージャンボリー」でもステージ前にはテントが多数。ここ最近、特に小さいお子さんがいるご家庭ではキャンプ用のテントが流行っていて、荷物を置いたり、子供を眠らせたり休ませたり遊ばせたり。また、日よけにも役に立っているのだとか。

 今回の富士の24時間スーパー耐久レースでは私も夕方以降、いくつかのBBQに参加させていただきましたが、その中の何名かはそのまま富士スピードウェイでキャンプ体験&テント泊したとか。そのため富士スピードウェイでは夜に花火を打ち上げたり、キャンプファイヤーを行ったり。また泊っているお客さまのために、あしがら温泉、須走温泉 天恵など近隣の温泉へのシャトルバスサービスも行ったり。これならレースを見たいパパも気兼ねなく家族を誘ってレース観戦に来れそうでした。

このようなレースの楽しみ方なら、家族やグループで楽しめる人が増えるかもしれませんね。しかも今年はお天気にも恵まれ、24時間レースだと夜でも人がいるので、安全です。とにかく24時間大きな事故もなく、無事に終了してよかった♪ 24時間走破後のクルマはどれもボロボロでしたが。

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