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令和になる前に振り返る! 平成の30年間に巻き起こったクルマのブーム8選 (2/2ページ)

令和になる前に振り返る! 平成の30年間に巻き起こったクルマのブーム8選

シーマ現象とまでいわれたあのブームも平成初期に起こった

 平成もいよいよおしまい。未来に期待しつつも、30年間を振り返って見るとクルマ業界もいろいろなことがあった。ブームというのもそのなかのひとつで、さまざまなものが流行ったものである。今回はクルマそのもののブームについて振り返ってみよう。

1)ハイソカーブーム

 まず昭和の時代から引きずっていたのが、ハイソカーブームだ。ソアラが火をつけて、白いクラウンやマークII3兄弟などに広がっていったが、バブルを追い風にして平成にも継続。日産ではレパードが迎え撃ったが、しばらくして、シーマなどの高級車ブームへとつながっていった。

2)シーマブーム

 平成初期。バブルでもあったが、セドグロ、ローレルこの時代の日産セダンは勢いがあった。そのなかのひとつがシーマの大ヒット。シーマ現象とまで言われたほどブームになった。

3)パイクカーブーム

 Be-1に始まる、パオ、フィガロという3部作。さらに商用車のエスカルゴも加わり、シャレの効いたクルマたちが登場した。限定だったこともあり、あっという間に完売。中古車も高値で取引されていたし、いまでもまだ高額なのは驚くばかり。

4)軽自動車64馬力ブーム

 ブームというか、各社の威信をかけたパワー戦争と言ったほうがいいかもしれない。スズキ・アルトワークス、スバル・ヴィヴィオRX-R、ダイハツからはミラアヴァンツァート。三菱も5バルブのミニカダンガンが登場するなど、過激な走りで若者達にアピールした。ちなみに64馬力とされていたが、実際はもっと出ていた。またヴィヴィオは軽自動車初となるニュルで煮詰められたクルマだ。

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