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航続距離の短さなんてネガじゃない! ガソリン車じゃあり得ない電気自動車のメリット4つ (2/2ページ)

航続距離の短さなんてネガじゃない! ガソリン車じゃあり得ない電気自動車のメリット4つ

やはり高い静粛性はエンジン車にはない大きなメリット

 エンジンを搭載しないことで排出ガスがゼロ、という点でエコな面が注目を集めがちな電気自動車。その一方で充電時間の問題や航続距離、バッテリーの劣化などネガティブな点もクローズアップされがちであるが、今回はそんな電気自動車のいいところをご紹介しよう。

1)レイアウトの自由度が高い

 内燃機関であるエンジンを搭載する車両に比べて、部品点数が少ないという利点がある。そのため、じつはかなり自由度の高いクルマ作りが可能となっている。たとえば日産が発表したリーフNISMO RCの先代モデルは、リーフのコンポートをキャビン後方にほぼそのまま搭載したMRレイアウトだったし、現行のリーフNISMO RCもリーフ用のモーターをそのまま前後に搭載したモデルなのだ。

 また、その自由度の高さから、クラシックカーをベースにコンバートEV化する動きもみられるようになってきており、エンジン不動のクラシックカーに新たな命を吹き込む活動として注目を集めている。

2)静粛性が高い

 当然といえば当然だが、騒音を発する源となるエンジンがないので、静粛性が極めて高い。そのため、通常ではあまり気にならなかった風切り音やタイヤのロードノイズがとてつもなく大きく感じてしまうほどだ。

 また、エンジンがないことで振動が伝わってこないという点もメリットと言えるだろう。ドライブトレインから発生した振動はステアリングやシフトノブを伝ってきてしまうが、そもそもエンジンがない電気自動車ではその心配もない。さらにほとんどの電気自動車は1速固定のため、変速ショックも皆無となっている。

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