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2時間以上のクルマの運転はキケン? カーナビなどの「休憩しましょう」に根拠はあるのか (2/2ページ)

2時間以上のクルマの運転はキケン? カーナビなどの「休憩しましょう」に根拠はあるのか

国交省も職業ドライバーの休憩は2時間を目安としている

 カーナビを使ってドライブしていると、2時間に一度「そろそろ休憩しませんか?」というアナウンスが入る。これはどんな基準で2時間なのだろうか?

 調べてみると、まず免許を取るときの学科試験にも、「長時間運転をするときには、少なくとも2時間に1回は休憩をとったほうがよい」=「○」というのが出題されていたことがわかる。

 また、国土交通省も、自動車運送事業者に対し、運転者の過労運転を防止するため、長距離バス・トラックの運転手は高速道路を2時間以上運転する場合10分以上の休憩を取ることを課している(一般道でも連続運転時間は4時間を超えてはならない)。

 このルールは、プロの長距離ドライバー向けのルールなので、一般ドライバーが高速道路を2時間以上連続して走っても、法律違反に問われることはないが、逆にプロでも2時間走ったら10分以上休憩をとるよう指導されているぐらいなので、一般ドライバーならもっと小まめに休むべきだろう。

 運転時間が長くなると、自覚症状があまりないまま、

集中力が低下してくる

目が疲れてくる

同じ姿勢を取り続けることで身体に疲労がたまる

疲労によって眠気を催す

 といった危険につながる症状が出てくるので、安全のためにも長時間の連続運転は避けるべきだ。

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