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最新のクルマでも避けて通れない! 故障でもないのにクルマのオイルはなぜ漏れる? (1/2ページ)

最新のクルマでも避けて通れない! 故障でもないのにクルマのオイルはなぜ漏れる?

最新のエンジンでも将来的には漏れが発生する可能性も!

 エンジンやミッション、デフというのは機械である以上、劣化していくもの。摩耗などが劣化症状の代表的なものだが、オイル漏れというのは目に見える劣化のひとつだ。おそらくだが、オイル漏れは避けて通れないもので、現在最新のエンジンも将来的に漏れが発生する可能性は高い。しかし、なぜオイル漏れは起こるのだろうか。

1)ガスケットの劣化

 名称に厳密な違いはないが、この場合はシート状のものを指す。金属部品同士を組み合わせるとき、そのままだと厳密にいうとすき間があるので、ガスケットを挟み込んでその隙間を埋める。そうすることでオイルが漏れなくなるのだが、問題はガスケットの素材。繊維や紙製が多く、長い目で見ると劣化するものがほとんど。

 エンジンヘッド用にメタル製ガスケットもあるが、純正では採用していない。コストにも関わるので純正とはいえ、簡素なのが基本だ。オイル漏れの際に直すにはガスケットを張り替えるしかないが、交換が簡単な部分が多いのは救い。

2)ゴムシールの劣化

 筒状のパーツを止める場合は、Oリングと呼ばれるゴム製のリングを入れるが、耐油性があるとはいえ、ゴムだけにやはり劣化してくる。

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