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衝撃のパワー&トルクにクルマ好き狂喜乱舞! 歴史に残るターボエンジンの「名機」4選 (1/2ページ)

衝撃のパワー&トルクにクルマ好き狂喜乱舞! 歴史に残るターボエンジンの「名機」4選

無理やりパワーを絞るほどのポテンシャルをもったエンジンも

 最近ではエンジンの排気量を小さくし、過給機によって足りないパワーやトルクを補うダウンサイジングターボが一般的となっているが、やはりターボと言えば有り余るパワーとトルクを暴力的に享受できるという点が魅力だろう。そこで今回は、そんな歴史に名を残すであろう国産ターボエンジンをピックアップしてみた。

1)日産:RB26DETT

 90年代を代表するターボエンジンのひとつと言っても過言ではないのが、この第2世代GT-Rに搭載されていたRB26DETT型エンジンだろう。カタログ値こそ当時の自主規制値いっぱいの280馬力となっていたが、実際に測定してみるとその数値を上まわっていることがほとんどだったといわれるほどで、あえて効率を落とした吸排気系で無理矢理パワーを絞っていた、という伝説があるほどだ。

 そんなRB26DETT型エンジンは現在海外からの引き合いも増加の一途をたどっており、価格も上昇中とのこと。以前は同じRB系のエンジンを搭載しているモデルにスワップされる姿をよく見かけたが、これからはそれも難しくなるかもしれない。

2)トヨタ 2JZ-GTE

 こちらも90年代を代表するターボエンジンと言えるトヨタの2JZ-GTE型エンジン。91年にデビューした初代アリストに初搭載され、その後は93年に登場した4代目スープラ(A80系)にも搭載された、直列6気筒の3リッターツインターボエンジンだ。

 こちらもチューニングのベースとしても人気であり、1000馬力オーバーも狙える懐の広さが魅力。排ガス規制のあおりを受けて90年代に人気を集めたスポーツエンジンが2002年で消滅していたにもかかわらず、2JZ-GTE型エンジンは2005年まで搭載車が存在(2代目アリスト)していた点も見逃せない。

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