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一部の道路で見かける「ドーナツ状のくぼみ」は何のためにあるのか? (2/2ページ)

一部の道路で見かける「ドーナツ状のくぼみ」は何のためにあるのか?

ドーナツ状のくぼみはコンクリートの坂道にある

 路面に丸いドーナツ状の輪っかが付いていることがある。よく見る風景だけにあまり不思議に思わなかったりもするが、一部の路面にしかないことから、なにか存在する理由がありそうだ。

 まず、輪っかが付いているのは急な坂道で、路面がコンクリートの場合が多い。舗装専門会社の技術者によると、坂道をアスファルトで舗装するのはとても大変だという。傾斜で舗装の厚みを均一にしつつ、重機で固めていくのが難しいのだ。

 ちなみにツインリンクもてぎにはナスカー用のオーバルコースがあり、バンクが急なコーナー部分を舗装するのにかなり苦労したというが、これも同じ理由だ。また、それゆえに震災後、復旧できずにそのままになってしまっている(予算の問題もあるだろうが)。

 コンクリートであれば、路面を作るのはそれほど難しくなく、左官のように路面に均一に盛って機械で固めたら、さらにカバーをかけて吸水をしつつ、空気を抜いて強度を増すという工法が採られる。固まる前に、金属の輪っかを並べて型押しをして作るのが、よく見かけるドーナツ状のくぼみだ。

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