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高速で疲れる! タイヤがすぐ減る! クルマの「ショックアブソーバー」ヘタリの診断方法と交換時期とは (1/2ページ)

高速で疲れる! タイヤがすぐ減る! クルマの「ショックアブソーバー」ヘタリの診断方法と交換時期とは

「ダンパーがヘタる」とは劣化でオイルの粘度が保てなくなること

 クルマの乗り心地を大きく左右するショックアブソーバー。ショックをアブソーブ(吸収、緩和)パーツという意味で、こいつがないと、タイヤが凸凹を通過したり、クルマがピッチングやロールしたときに、スプリングがいつまでも伸び縮みを繰り返していつまでも落ち着こうとしてくれない。それをオイルの粘性抵抗でダンピング(減衰)させるのが、ダンパー=ショックアブソーバーの役目。

 別の言い方をすると、振動エネルギーを熱エネルギーに変換させる装置なので、そのダンパーの主役であるオイルは、エンジンオイルやミッションオイルと同じように、熱の影響で劣化して、オイルの粘度が保てなくなってくる。これがいわゆる、ダンパーがヘタるという現象。

 ではダンパーがヘタるとどうなるか?

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