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ダンロップの「オールシーズンタイヤ」が見せたドライ路のシッカリ感とバランスのよさに驚き!

ダンロップの「オールシーズンタイヤ」が見せたドライ路のシッカリ感とバランスのよさに驚き!

スタッドレスにみられるような反応遅れはない!

 ダンロップのオールシーズンタイヤ「ALL SEASON MAXX AS1(オールシーズンマックス エーエスワン)」。以前行った冬の試乗ではウエットとスノーを試すことができた。トレッドパターンを見ると、縦方向の太い溝はもたないが、Vシェイプ主溝で高い排水性能を確保。雨天時の走行でも高い安定性を示してくれた。もちろんオールシーンで一番気になるスノー性能も申し分がないものだった。そんな好感蝕のタイヤを、今回、ドライで試す機会を得たので早速とお伝えしよう。

 乗り始めてすぐに、安心感があり、運転していて疲れにくいタイヤだと思った。とてもマイルドな印象で、乗員に対して優しい。

 スタッドレスタイヤは、アイス路面でのトラクションなどを確保するために柔らかいコンパウンドを使用し、さらにトラクションを逃さないためによく動くサイドウォールを組み合わせる。その特性上、ドライ路面ではハンドルを操作してからクルマが曲がるまでの「反応遅れ」はある。

 ところが、ALL SEASON MAXX AS1は、スタッドレスタイヤのような「反応遅れ」は感じられず、一般的なサマータイヤのような感覚で運転できるのだ。乗り心地は、タイヤ自体の適度なしなやかさがダンピング効果を高め、路面の突起を通過したときの突き上げ感は少なく快適。

 パターンノイズ(高周波)は多少は感じるが、ロードノイズ(中周波)はしっかり抑えられ、車内の静粛性は十分に保たれている。

 コーナーでは、タイヤ全体のたわみ量とその変形スピードのバランスが良く、非常に安定して曲がれる。サマータイヤのような安心感を感じることができた。

 ただし、雪道も走れる性能を確保するため〝しなやかさ〞が与えられているので、限界性能はサマータイヤほどの高さはない。強いブレーキや急なハンドル操作に対して、多少の剛性不足はあることを理解しておくといいだろう。

 とはいえ、自然なフィーリングで運転ができて、ドライ、ウエット、スノーを安心して走ることができる、非常に使い勝手が良いタイヤであることは間違いない。

装着タイヤ:ALL SEASON MAXX AS1(オールシーズンマックス エーエスワン)

サイズラインアップ:155/70R13~225/45R18(全21サイズ)
試乗車:ホンダ・シャトル
装着サイズ:185/60R15(前後)

【詳しくはこちら】
問い合わせ:ダンロップ 0120・39・2788
https://tyre.dunlop.co.jp/

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