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コアなファンだけに猛烈に愛された! あまりに「独自性」が強すぎて消えたホンダの「技術&装備」5つ (2/2ページ)

コアなファンだけに猛烈に愛された! あまりに「独自性」が強すぎて消えたホンダの「技術&装備」5つ

ユニークすぎるアイディアこそがホンダの証

 ホンダといえば、独自の技術が自慢のメーカーだ。どのメーカーも、独自技術を他社に先駆けて採用し、販売に結びつけるだけでなく、世界のスタンダード化をもくろんでいたりする。一気に広まれば、特許料が入ったりするなど、競争はとにかく激しい。

 そのなかで、VTECやCVCC(トヨタも特許を購入)など、ホンダならではの技術はたくさんあるが、アイディア倒れというか、ファンにはたまらないけど、結局は広まらなかった技術というものもある。これまたたくさんあるが、代表例を5つ挙げてみよう。

1)セルダイナモ

 セルとはスターターモーターで、ダイナモとは発電機のこと。どちらも仕組みは似ているのだが、それなら一緒にしてしまえということで登場したのがセルダイナモ。ひとつでエンジンを掛けられるし、走行中は発電する。ただ、一緒にするメリットはあまりなく、結局、別々になった。今また、マイルドハイブリッドなどに採用されるようになり、日の目を見た気はする。

2)MTオイルはエンジンオイル

 1990年代までだっただろうか、ホンダ車のMTにはミッションオイルではなく、エンジンオイルを使用していた。バイクからの流れだと思うのだが、当時のクルマ好きでもホンダ車をいじっていない人だと間違えて入れたものだ。ホンダ純正なら指定のミッションオイルを入れてもよかった。

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