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「手間orお金」がかかる「面倒くさい」手続きがなぜ必要? クルマ購入時に「車庫証明」が必要なワケ (2/2ページ)

「手間orお金」がかかる「面倒くさい」手続きがなぜ必要? クルマ購入時に「車庫証明」が必要なワケ

手続きには手間がかかり最低2日は必要となる

 自動車を購入するときに必要となる書類は数多いが、そのなかでも群を抜いて用意するのが面倒なものと言えるのが車庫証明ではないだろうか? ちなみに車庫証明とは通称名で、正式には「自動車保管場所証明書」というのだが、警察などの関係各所であっても車庫証明で通じるため、ほとんど正式名称で呼ばれることはないようだ。

 そんな車庫証明は、その名のとおりクルマを駐車する車庫が存在することを証明する書類であり、これがないとクルマを登録することができない(一部地域や軽自動車を除く)ため、事前に申請して受け取らなければならないもの。

 基本的に使用の本拠地から半径2km圏内の駐車場で、借りている駐車場であれば所有者の承諾書(自分の土地であれば自認書)が必要となる。そして、それらの書類を持って管轄する警察署に申請して問題なければようやく証明書が発行されるという非常に面倒なものとなっている。

 警察署の車庫証明受付は基本的に平日の日中しか開いていないため、一般的な会社勤めをしている人は平日に休みを取っていかなければならない。しかも、申請と受け取りで最低2日は必要となってしまうのだ。

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