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トヨタの超小型EV「シーポッド」が想像以上に使える! 「イロモノ」じゃないその中身とは (2/2ページ)

トヨタの超小型EV「シーポッド」が想像以上に使える! 「イロモノ」じゃないその中身とは

この記事をまとめると

■シーポッドは2人乗りの超小型EVで個人向けには2022年発売予定

■圧倒的な小回り性能と小さいボディで街乗りだけなら使い勝手に優れる

■補助金を考えれば150万円程度で買える価格も魅力


EV普及に向けた取り組みとして誕生した

 トヨタが昨年末に発売した超小型EVコミューターがシーポッドだ。ボディサイズは全長2490×全幅1290×全高1550mm、ホイールベース1780mmと、軽自動車より小さく、なんとプリウス1台分の駐車スペースに2台置けるミニマムサイズで、駐車スペース難にも対応。最小回転半径は軽自動車よりずっと小まわりが効く3.9m。狭いスペースでの移動、駐車も容易である。加えて、全高1550mmということは、立体駐車場に入る高さということだ。なお、乗用定員は2名に割り切られている。

 気になるバッテリー容量は9.06kWh、リヤ駆動のモーターは12.5馬力、5.7kg-m。最高速度60km/h、一充電走行距離は高速走行を含まないWLTCモードで150km。充電時間は割安に設置できる200Vの普通充電で約5時間、家庭用のコンセントで使える100Vの普通充電で約16時間となる。

 トヨタの電動車らしいのは、プリウスなどにも装備される、災害時にも役立つAC100V/1500Wコンセントを備えていることだろう。ラゲッジスペースは、ミニマムなボディサイズとはいえ、2人乗りであることから、見た目以上に広いのも特徴だ。具体的には奥行と幅こそ335mmと619mmながら、軽乗用車とそれほど変わらない寸法でもある。ちなみに高さは767mmとたっぷりある。

 こうした超小型EVをこの時期に登場させたのは、まず販売対象となっている法人や自治体に対する、世界で加速する脱炭素時代、EV普及に向けた取り組みが狙いだろう。さらに観光地などでのEVカーシェアリングも視野に入れているということは、東京オリンピックでの需要を見込んでのことだとも想像できる。

 実際、超小型EVのシーポッドを使うとすれば、高速道路を使用しないシティコミューターとしての用途に限定されるものの、たとえば三菱アイミーブがそうであったように、宅配、郵便配達など、毎日走るルートが決まっていて、その距離も短い業務用としての使い方に向いているのは当然だ。

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