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多めにとってお釣りを発生させる謎! セルフ給油の現金はなぜ前払いなのか? (2/2ページ)

多めにとってお釣りを発生させる謎! セルフ給油の現金はなぜ前払いなのか?

この記事をまとめると

■セルフのガソリンスタンドで現金払いする場合、前払いでお釣りをもらうことになる

■前払いには入れ逃げの防止だけでなく、人手がかからないというメリットもある

■後払いにしてもガソリンスタンド側にはメリットがある

先払いにしても入れ逃げは多発しないだろう

 導入当初はいろいろと問題が指摘されたものの、始まってしまえばとくに大きな混乱もなく、今や身近な存在になっているセルフスタンド。クルマに乗ったことがある人で、利用したことがないというのはほとんどいないのではないだろうか。

 日常の利用で不思議というか、面倒に思うのが支払いだ。クレジットカードやプリペイドなどでの支払いでは問題ないが、現金払いの場合、先にある程度の金額を入れて、そのうえで給油をして、実際の料金との差額をおつりとして戻してもらう。つまりデポジット制なのだが、なんとなくはわかるものの、正確にどれぐらい入る、どれぐらいの支払いになるかはわからないのに、予想して現金を入れるのはおかしな感じだ。「3000円だけ」みたいな入れ方もあるが、この場合も本当に3000円を使い切るまで入るかはわからない。「20リッター」という選択も同様だ。

 まず理由としては思い浮かぶのが入れ逃げだ。預かり金、つまりデポジットという仕組み自体が、ユーザーとして信用されていない感があるのは事実で、ガソリンという高価なものを扱うスタンドの場合なおさらだろう。

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