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料金踏み倒しの心配はない? 利用者任せの「前払い制」のパーキングが存在する理由 (1/2ページ)

料金踏み倒しの心配はない? 利用者任せの「前払い制」のパーキングが存在する理由

この記事をまとめると

■コインパーキングはいまや私たちにとって身近な存在

■時折、前払い制のコインパーキングを見かける

■安全なようには思えないが、なぜこのようなシステムを採用するのかについて解説する

支払いは「停めた人任せ」

 10分で100円などといった、コインパーキングというのはすっかり日常的なものになっていて、よく使う人も多いのではないだろうか。ある一定の時間で、定額のいわゆる打ち切り料金も浸透して、細かい部分での進化を続けている。

 そのなかで、たまに見かけるのが、前払い制というもの。しかも駐車スペースを見ると、車止めのフラップがなくて、線が引いてあるだけだったりする。さらに砂利という、そのままなところあるほどだ。最近、同じくフラップのないコインパーキングも増えているが、こちらはカメラでナンバーなどを記録しているので、実質はフラップがあるのと同じ。つまり前払い制とは根本的に異なる。

 利用方法は簡単で、支払機(これは設置されている)で支払うだけ。料金体系は24時間で1000円という大ざっぱな場合もあれば、2時間=500円、3時間=700円のように、いくつかあって、自分が停めるであろう時間で料金を支払うというもの。いずれにしても、停めた人任せである。

 正直に言ってしまうと、カメラすら付いていないと思われるところもあって、そのまま逃げられる気がするほどのゆるさ。なぜ、このようなシステムのコインパーキングがあるのか、調べてみた。

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