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ボンネットを開けたら「あれ? ない……」 最近のクルマから消えた装備3つ (2/2ページ)

ボンネットを開けたら「あれ? ない……」 最近のクルマから消えた装備3つ

この記事をまとめると

■電動化が進むにつれて、パーツ点数が減ってきている

■そのまま使うと車両火災が起きる場合もあるので注意

■環境問題によって使用されなくなってきているものもある

あっという間に絶滅寸前! 今思い返すと懐かしい装備を振り返る

 クルマの進化のスピードは目覚ましく、一昔前であれば当然のように使用されていたパーツも今ではすっかり過去のものとなっているものも珍しくない。

 今後、電動化が推し進められていくといつの日かエンジンというもの自体が過去のものとなってしまうかも……と思うと複雑な気持ちになってしまうが、今回はそんな昔は主流だったのに今ではめっきり見なくなってしまったパーツをピックアップしたい。

1)プラグコード

 一般的な4サイクルエンジンは、吸入、圧縮、燃焼、排気の4つの行程を繰り返し行うことよって動いているというのはよく知られているが、この燃焼行程のときに点火をするための火花を供給するため、ディストリビューターから点火プラグへ電流を送る導線として用いられてきたプラグコード。

 昔は手軽なチューニングの第一歩として、高効率なプラグコードに変更することが一般的であり、純正の黒いものから赤や青などのカラフルなプラグコードにすることで、エンジンルームのドレスアップにも一役買うアイテムとなっていた。

 しかし、近年では直接イグニッションコイルからの点火電流をプラグに供給するダイレクトイグニッションが一般的となり、プラグコードそのものが存在しなくなっている。それに伴って、各プラグに点火電流を分配する役目を担っていたディストリビューターも過去のものとなってしまった。

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