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中古販売も無理なクルマの最後は? 自動車メーカーもかかわる「廃棄の流れ」とは (1/2ページ)

中古販売も無理なクルマの最後は? 自動車メーカーもかかわる「廃棄の流れ」とは

この記事をまとめると

■クルマは最後、廃車になる

■その際、リサイクル券が必要になる

■どのように廃棄されるのか解説する

廃車の際はリサイクル券が必要になる

 一般のゴミなどは収集されると、燃えるものは焼却され、リサイクルが可能なものは溶かしたりして再利用されるというのは想像できる。クルマの場合はなんとなく「もう廃車ですね」となるだけで、引き取られたあとはどうなるのかあまりイメージできないのではないだろうか。せいぜい解体屋に運ばれて、バラバラにする程度だ。ただ最近はリサイクル券の購入が必須になっていることから、リサイクルはある程度されていることはわかる。

 リサイクル券は歴代ユーザーが費用をバトンタッチしていくもので、最後に廃車にするときに最終的にリサイクル料金として負担することになる。リサイクル料金というと、解体して鉄なら溶かすための費用のように思えるが、実際に料金が使われるのはエアコンに充填されているフロン類、エアバッグ類、シュレッダーダスト類の3つとなる。

 解体の費用などは中古部品そのものや、金属はリサイクル素材として使えるので、これらを販売してまかなうが、当然、無理な場合もあって、そうなると引き取り費用が別途請求されることになって、実際に支払った経験がある人もいるだろう。

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