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バッテリー残量が少ない! EVで電欠しないために「充電スポットを探す」前にすべきこととは? (2/2ページ)

バッテリー残量が少ない! EVで電欠しないために「充電スポットを探す」前にすべきこととは?

この記事をまとめると

■EVのバッテリー残量が極端に少なくなったときの走り方を確認する

■まずは空調を止めて、寒いときにはシートヒーターを使用するのが効果的

■走行モードを「エコ」「Bレンジ」に設定して積極的に回生による電力回収も心がけるべし

エアコンは止めてシートヒーターの活用が効果的

 電気自動車(EV)の車載バッテリー充電残量が極端に少なくなった際の対処法は、いうまでもなく電力消費を抑えることだ。走行に必要な電力以外の、たとえば空調は止める。ただし、夜間や雨天の場合は、ライトやワイパーを止めることはできないので、安全第一で考える必要がある。

 空調を止めるといっても、冬は寒さに耐えられなくなる懸念が生じる。そこで、空調を使わなくても暖をとる方法としてシートヒーターがある。シートヒーターは、空調に比べ電力消費が10分の1でしかなく、走行のための電力消費への影響が少ない。また、シートヒーターは一度温まるとしばらく温かさが残り、体を保温してくれる。なおかつ、防寒のコートなどを膝に掛ければ、さらに温かさは長持ちする。

 そこで、新車でEVを買う場合は、シートヒーターやハンドルヒーターを装備するのがコツだ。

 それら冬の対策は、たとえば豪雪で道路が大渋滞になったときにも役立つ暖のとりかただ。EVに限った話ではなく、エンジン車でも長時間の渋滞に巻き込まれれば、やがて燃料が尽きる。さらに停車が長くなった際には、排出ガスで一酸化中毒になる恐れもある。EVだけが不安なのではなく、エンジン車も自然災害に近い気候では似たような状況に陥る可能性がある。

 毛布や防寒着などをあらかじめ備えておくことが冬の移動では大切なことだ。

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