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目視も併用しないと危険だった! クルマのバックカメラだけに頼ると「やらかす」可能性があるシーン5つ (2/2ページ)

目視も併用しないと危険だった! クルマのバックカメラだけに頼ると「やらかす」可能性があるシーン5つ

この記事をまとめると

■バックカメラは駐車の際などに重宝する

■しかし目視での安全確認を怠るべきではない

■バックカメラだけに頼ってはいけないシーンを解説

駐車場からバックで出庫する際は必ず目視を

 バックで車庫入れをする際などに、サイドミラーやルームミラーだけでは確認できない、車両の真後ろや下方までディスプレイに映してくれるため、目視のみでバックするよりも死角をなくして安全確認がしやすくなるバックカメラ。2022年5月から新型車への装着が義務化され、継続販売モデルも2024年5月から装着が義務化されることになっています。すでに多くの車両に装着されており、バックカメラなしでは車庫入れできないカラダになっている人も多いのではないでしょうか。

 ただしこれは、あくまで目視での安全確認をすることがまず前提としてありつつ、補助的な役割として装着するもの。ですが近年はカメラやディスプレイの性能が進化し、広範囲が鮮明に映るものが増えていることもあって、なかにはまったく目視を行わず、バックカメラの映像のみでバックする人も出てきています。もちろん、自車を真上から俯瞰して360度を映してくれるバックカメラもあり、タイヤの向きまで表示してくれるものもあるので、ついつい頼ってしまうのはわかります。でも、やはりバックカメラといえども万能ではありませんので、目視を怠ると思わぬ事故を引き起こしてしまうこともあるのです。今回はそんな、バックカメラだけに頼ってはいけないシーンをピックアップしたいと思います。

 まず1つ目は、コンビニやスーパーなどの駐車場で、前向き駐車をすることもあると思います。そして用事を済ませて出庫する時。バックでの出庫になるので、バックカメラで安全確認するのはいいのですが、絶対に目視もしなくてはダメです。駐車場はつねに、他のクルマや歩行者がすぐ後ろを通行する場所。カメラにはまだ映っていなくても、数秒後に後ろを通過するかもしれません。それを見逃したままバックで出庫してしまうと、ぶつかる可能性が高くなります。左右から接近しているクルマや歩行者などを検知してくれる安全装備がついているクルマもありますが、その検知能力も完璧ではないので、バックで出庫する際には必ず自分の頭で左右を振り向いて、目視で状況を確認するのがマストです。

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