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ダイハツ・アトレーの特徴は? 便利な機能や購入時の注意点を解説 (1/2ページ)

ダイハツ・アトレーの特徴は? 便利な機能や購入時の注意点を解説

この記事をまとめると

■ダイハツ・アトレーの魅力を紹介

■レジャーで使用するために選ぶ人が多い

■ライバル車や購入時の注意点についても解説

さまざまな趣味を楽しむことができるアトレー

 軽自動車の売上は相変わらず好調で、なかでもとくに人気を得ているのはホンダN-BOXをはじめとするスーパーハイトワゴン。ただ、レジャーユースに高い人気を誇るのがダイハツ・アトレーです。

 室内空間が広いことでさまざまな趣味を楽しむことができるアトレーには数多くの魅力が備わっていることが人気の秘訣。そんなアトレーの魅力や特徴を紹介していきましょう。

ダイハツのアトレーとは?

 スーパーハイトワゴンなどが軽自動車の売れ筋となっているなか、いまだに高い需要を誇るのがキャブオーバーレイアウトのワンボックスバン。同ジャンルにおいてスズキ・エブリイワゴンとともに高い人気を誇るのがアトレーです。

 軽バンのハイゼットをベースに乗用車的なニーズを汲み取った軽ワンボックスとして1981年に初代が誕生。

 その後、1986年に2代目、1994年に3代目が登場。1999年に登場した4代目、2005年に登場した5代目には商用モデルと比べてリヤシートを重視した5ナンバー車のアトレーワゴンを追加。レジャーユースで使用するユーザーも取り込むようになりました。

 現行モデルは2021年にフルモデルチェンジで登場した6代目。「第三の居場所」とキャッチフレーズをつけられた現行モデルですが登場時、話題となったのは先程お伝えした5ナンバー車のアトレーワゴンが用意されなかったこと。

 商用バンのハイゼットがあるなか5ナンバーと比べ税金が安くなるメリットがあるものの、なぜアトレーは4ナンバー車になったのでしょうか。

 そもそも4ナンバーの軽自動車は小型貨物車となります。5ナンバーの軽自動車とは違い後部座席より荷室スペースの面積が大きいことや、その面積は0.6平方メートルあることなど、さまざまな要件を満たすことが必要となります。

 それらの基準を満たし4ナンバーとなることで、軽自動車税は5ナンバーが年間10,800円なことに対し5,000円(※ともに自家用)。車検こそ初回の車検が2年(5ナンバーは3年)となってしまいますが、自家用車としても使用可能で税金が安くなることは4ナンバーの大きなメリットといえるでしょう。

 現行モデルが4ナンバーのみとなったことは賛否両論ありますが、「リヤシートを重視するならスーパーハイトワゴン。アトレーはラゲッジスペースを重視することでさまざまなレジャーユースに対応することができる」とメーカーが判断した結果、4ナンバーの商用車カテゴリーで開発されたようです。

 その結果、リヤシートは前後スライド機構やリクライニング調整機能を廃止。反面、後席格納時の荷室床をフラットにすることを実現したことで、車中泊ユーザーにとっては快適なスペースが現れることになりました。

アトレーの性能は?

プラットフォーム&パワーユニット

 先代から17年ぶりにフルモデルチェンジで登場した現行アトレーはプラットフォームを一新。ダイハツの次世代技術「DNGA」を採用しています。

「DNGA」とは自動車の開発において軽自動車から小型車(登録車)まで設計を共通化し可能な限り部品を共用化。コストの削減や骨格構造を合理化することなどで軽量化を実現する新たな取り組みで、部品の共有化が高まることで新型車の投入ペースが高まることや車両の基本性能が高まることがメリットの技術です。

 また、アトレーに用意されるパワーユニットは最高出力64馬力を発揮するKF型660cc直3ターボエンジン。ハイゼットカーゴに用意されるNAエンジンはなくターボエンジンのみを搭載し、新開発されたエンジン縦置き用CVTと組み合わされました。

アトレーの内装の魅力

1mを超える広い荷室長

 アトレーはラゲッジルームの広さが自慢のクルマ。現行モデルは4ナンバーとなったことでとくに荷室の広さを重視しています。

 ラゲッジルームの奥行きは1030mm。大人4人が乗車しても広いラゲッジスペースを確保しました。

使い勝手が良いラゲッジスペース

 広いラゲッジスペースは床面とリヤシートの背面に防水素材を採用するなどレジャーでの使用に最適な工夫がなされています。

 また鉄板の穴あけ加工をせずボトルが取り付けられるほか、フックやL字金具などを固定可能。また17箇所のユースフルナットを備えていることでさまざまなアイテムを装着することが可能です。

水平格納式リヤシート

 アトレー自慢の広いラゲッジスペースをより使いやすくできるよう、リヤシートは足元スペースに収め荷室を拡大できる水平格納式リヤシートを採用。

 フラットで広々としたスペースとなることで車中泊などに最適な空間が実現しました。

アトレーの便利な車内機能は?

ウェルカムオープン機能

 降車時にインパネにあるスイッチで予約することで、乗車時にカードキーを持参しクルマに近づくだけでパワースライドドアが自動でオープンする、ウェルカムオープン機能をクラス初装備。

 レジャーや買い物時、両手がふさがっている際にもキーを取り出すことなくスムーズに乗り込むことができる便利な機能です。

キーフリーシステム

 アトレーには電子キーを携帯していれば、フロントドアハンドルのリクエストスイッチを押すだけでドアの施錠や解錠、またエンジンのスタート&ストップもボタンを押すだけでできるクラス初となるキーフリーシステムが備わっています。

 またIDコードが登録された正規キー以外ではエンジンが始動しない、盗難防止に役立つイモビライザー機能付きなところも嬉しいポイントです。

イージークローザー付き両側パワースライドドア

 リモコン操作などにより電動で開閉できるパワースライドドアを両側に設定。さらに半ドアから自動で全閉するスライドドアイージークローザーをクラス初装備しています。

アトレーの収納は?

 現行アトレーの車内には数多くの収納スペースが用意されています。

 高い車内高を活かしたオーバーヘッドシェルフをはじめ、助手席トレイ、コンソールトレイ、デッキサイドポケットなどあると嬉しい収納スペースを用意。

 またインパネに設けられたショッピングフックや後席ボトルホルダー、USBソケット、荷室アクセサリーソケットなど便利装備が数多く用意されているのもユーザーにとって嬉しいポイントです。

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