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引っ越しも近所のみ! 売買もエリア内だけ! 旧車の「シングルナンバー」が超貴重な存在である理由

引っ越しも近所のみ! 売買もエリア内だけ! 旧車の「シングルナンバー」が超貴重な存在である理由

この記事をまとめると

■旧車には珍重されるポイントがいくつかある

■そのうちのひとつ「シングルナンバー」について解説

■地名の横の数字がひと桁のナンバーを指す

1967年まで使われていた「シングルナンバー」

 オリジナル塗装や装備フルノーマル、ワンオーナーなど、旧車には珍重されるポイントがいくつかある。そのうちのひとつが、シングルナンバーというものだ。ナンバーがシングルということなのだが、どこがシングルかというと、地名の横の数字。現在は330のように3ケタになっているが、ここがひとケタの時代があった。具体的には1967年まで使われていた。

 1967年以前のクルマというのは珍しいとはいえ、けっこう残っているのではないか、と思うかもしれないが、同じナンバーを維持するのはとても大変だ。同じ運輸支局や自動車検査登録事務所内で維持され続けているということ。車両のナンバーは破損や汚損した場合の再製作は別として、同じ内容のものは発行されないので、一度シングルナンバー以外に交換してしまうと、永遠に戻れない。ずっと同じナンバーというのはワンオーナーの場合もあるし、売買されたことがあるとしてもエリア内、というのが珍重される理由だ。

 シングルナンバーのなかでも貴重なものがある。まずは地名が漢字ひと文字のもので、たとえば埼玉は埼となって、1951年から1964年まで使われていた。こちらも現存車はけっこうあるので、イベントなどで見かけることはある。

 そしてさらに貴重なのが、地名がないナンバー。地名を入れるようになったのは1951年のことで、ただし、東京都については地名なしだった。東京都も入れられるようになったのは1955年で、このときにひらがなも採用されている。1955年というと昭和30年のことなので、古いダットサンなどであれば地名なしのシングルナンバーというのを見ることはできるが、かなり貴重だ。

 ナンバーは基本的に取り替えられたり、廃車で消えていくものなので、シングルナンバーも時が経るに従って貴重になっている。そこで最近注目されるのが、ふたケタナンバーだ。1967年から1997年に3ケタになるまで使われていたので、ネオヒストリックも含まれていて、今でもけっこう見かける。

 ただし、そのなかにも貴重さには差があって、たとえばふた桁の5ナンバーは50から始まらずに55からとなったため、52などは1990年代に入ってからのものとなる。また5ナンバーを使い切ったため、1984年から7ナンバーも一部地域で導入されている。

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