この記事をまとめると
■クルマ関連のイベントとしてオフ会が日本中で開催されている
■一部のマナーが悪い人たちのせいで簡単に中止になるケースも多い
■参加者はもちろん、ギャラリーたちも暴走や事故、喧嘩などが起きないよう気をつけよう
クルマ関連のオフ会が継続してできることは奇跡に等しい!?
今日も日本のどこかで何らかのクルマ系のイベントが開催されていることでしょう。そして、春や秋の休日ともなれば、どのイベントに参加すればよいか迷ってしまうほどダブル&トリプルブッキングしてしまうことも珍しくありません。
仕事柄、クルマ系イベントを主催する方と知り合う機会が多いのですが、皆さん異口同音に「好きじゃなきゃやっていられない」というほど、さまざまな苦労を乗り越えて開催にこぎつけているそうです。
かといって、少し語気を強めに禁止事項を主張すると想像以上に風当たりが強いとおっしゃいます。
そんなクルマ系イベント主催者の方たちが「イベントを継続させるため、これだけは守ってほしい」と切に願っている項目が不思議と共通していることもまた事実です。
多くのクルマ好きにとっては「いい年したオトナに言うまでもないだろう」といったことばかりかもしれません。しかし、そんなごくあたりまえのことが守れない一部の参加者によって、イベントが中止に追い込まれてしまった事実も少なからずあるのです。
ひとつでも多くのクルマ系のイベントが継続することを切に願って「クルマ系イベントが継続するために知っておきたい5つの基本」をまとめました。
1)イベント会場における空ぶかしは一発アウト!
じつはクルマイベントが中止に追い込まれる原因の多くが「空ぶかし行為」だといいます。イベント会場の周辺が住宅地だった場合、「空ぶかし行為」をすると、警察や地元の自治体などにクレームの連絡が入り(なかにはイベント主催者に怒鳴り込んでくることも)、次回から会場を貸してもらえなくなったり、中止に追い込まれるケースがあとを絶たないのです。
厄介なのが、参加者はきちんとしていても、ギャラリーとして来場した人が空ぶかし行為をおこなうケース。こればかりはイベント主催者も対応しきれないこともあるのだとか。
たった1度の空ぶかし行為が、長年続いてきたイベントの息の根を止めることになりかねない現実があることをもっと知ってほしい……。これは複数のイベント主催者の方が証言しています。
2)イベント会場における暴走行為は一発アウト!
空ぶかし行為に加えて多いのが、イベント会場における暴走行為。たしかに、イベント終了後、帰宅する際にフル加速して走り去れば注目を集めることは間違いありません。また、ギャラリーとしてイベント会場に現れ、繰り返し周辺の道路で暴走行為をする人もいます(筆者自身も、とあるイベントを取材中に見かけたことがあります)。
この行為も警察に通報されたり、クレームとなりやすいだけにNG行為であることは間違いありません。
3)イベント会場におけるトラブルは一発アウト!
トラブルにもさまざまな種類がありますが、会場に居合わせた人同士が喧嘩になってしまうケースがときどきあるようです。一例として、オーナーがいることを知ってか知らずか、ギャラリーの人が自慢の愛車にケチをつけ、そのまま小競り合いになってしまうパターン。
警察を呼ばれてしまうと、当事者同士が聴取されるのはもちろんのこと、当然ながらイベント主催者にも累が及びます。警察沙汰になってしまうと、次回の開催に大きな影響を及ぼしかねないので注意が必要です。