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もう原型がわからないほどの魔改造! 学生が作った「農道最速の軽バン」がヤバい【TAS2024】 (2/2ページ)

もう原型がわからないほどの魔改造! 学生が作った「農道最速の軽バン」がヤバい【TAS2024】

この記事をまとめると

■東京オートサロン2024に静岡工科自動車大学校が「ROTY」を展示

■基本的なカスタム手法は「チョップトップ」

■「ROTY」の中身はフォーミュラマシンである「フォーミュラ・スズキ隼」を使用

キャッチフレーズは「農道最速のケッパコ誕生」

 さまざまなカスタム車両が並ぶオートサロンの会場のなかでも、ひときわ目を引かれる異様な佇まいの車両がありました。

 あまりに異質な雰囲気だったので、最初はアメリカンな雰囲気のトレーラーが置いてあるのかと思いましたが、よく見るとヘッドライトがあり、4輪で走行しそうな車両だということがわかってさらに驚かされました。

 車両の名前は「ROTY」。静岡工科自動車大学校の生徒達の卒業制作として製作された車両だそうです。

 キャッチフレーズは「農道最速のケッパコ誕生」。ケッパコとは後ろが荷室のクルマという意味です。製作メンバーのひとりが所有していた車両を使って、ワン&オンリーのマシンを作り上げてくれました。

 ベースになったのは「ホンダ・ストリート」。言われてみれば、ルーフやウインドウの形状、そしてヘッドライトの形状にその面影が感じられますが、もはや自動車の範疇に収まっているのかと疑問を覚えるほどに大胆なモディファイが施されています。

 この車両のボディの基本的なカスタム手法は、ウインドウ部分の上下を切り詰めて短縮して車高を低く見せる「チョップトップ」というものです。

 チョップトップというのは、単に真ん中を切り詰めるという単純なものでなく、斜めになったAピラーのつながりなどの辻褄を合わせるために、上から見てタテヨコに4〜6分割するのが基本で、かなり面倒な作業を伴います。

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