WEB CARTOP | 独自の企画と情報でクルマを斬る自動車メディア

そういやあったな……な人だらけだけどそれじゃダメ! 高速で見かける「0m確認基点」の意味と使い方 (1/2ページ)

そういやあったな……な人だらけだけどそれじゃダメ! 高速で見かける「0m確認基点」の意味と使い方

この記事をまとめると

◾️高速道路には「0m確認基点」という標識が設置されている

◾️これは前走車との距離を測るためのもの

◾️記事では必要な車間距離についても伝える

「0m確認基点」ってなに?

 高速道路には、さまざまな情報がある。行き先案内や電光表示板が、もっとも身近かもしれない。道路脇にも、標識や数字の表記、緊急電話などいろいろな情報や機器が設置されている。

 その1つに、「0m確認基点」というのがある。これは、走行中の車間距離の目安となるメートル表示だ。

 0m看板の先に、40mとか50m、さらにその先には80mまたは100mといった表示がなされている。同時に、路面にも白い破線が横に引かれ、メートル表示の位置を明確に運転者に知らせる。この表記を基に、前を走るクルマとの車間距離の目安にすることができる。

 追突事故などを予防するため、前のクルマとの車間距離を適切に保つことは重要だ。車間距離を詰めすぎると、万一、前のクルマが急ブレーキをかけた際に追突する懸念がある。それだけでなく、前のクルマがなんらかの障害物を急によけた場合、障害物の発見が遅れて障害物に乗り上げてしまうことも考えられる。

 車間距離については、速度との関係性が目安として公開されている。時速20kmでは、車間距離9m。時速40kmでは、22m。そのように、走行速度が低いときは、走っている速度の約半分くらいの数字をメートルとした距離が、車間距離の目安になる。

画像ギャラリー

WRITERS

モバイルバージョンを終了