
この記事をまとめると
■2025年4月26・27日に「東北カスタムカーショー2025」が開催された
■「東北カスタムカーショー2025」に「Defi」ブランドで知られる日本精機がブースを出展
■制度の正確さと耐久性の高さが自慢の交換・追加用メーターをディスプレイ
「Defi」は低反射ガラス採用シリーズの充実を図る
2025年4月26・27日の2日間に渡って宮城県仙台市・夢メッセみやぎにて「東北カスタムカーショー2025」が開催された。1月の「東京オートサロン」や2月の「大阪オートメッセ」に比べると、その規模こそ劣るが、それでも数多くのノンジャンルなカスタムカーたちが勢揃いすることでも知られており、東北エリアのクルマ好きにとっては毎年注目のビッグイベントとなっている。
そんな「東北カスタムカーショー」に毎年ブースを出展しているのが、新潟県に本拠地を構え、自動車やビクのメーターを80年以上にわたって作り続けてきた、日本精機のメーターブランドである「Defi」だ。
「Defi」のメーターといえば、精度の正確さと耐久性の高さ、そして見やすさにこだわったスタイリッシュなフォルムで、多くのチューニングメーカーやチューナーたちから厚い信頼を受けているのはご存知のとおり。そのブランド力の高さは、昨今「Defi」が同ブランドを偽った多くの模倣品に悩まされていることでもおわかりいただけることだろう。
その「Defi」のブースでは、Defi-Link ADVANCEシステムを採用した「ADVANCE」シリーズを中心に展示。Defi-Link ADVANCEシステムは、メーターとユニット間の双方向通信を採用したモデルで、コントロールユニットにメーターやディスプレイを接続することで、集中操作できるようになっているのが特徴だ。
なかでも「ADVANCE A1」では、ガラスの表裏に特殊な加工を施して反射をおさえた低反射ガラスを採用。クラシカルな佇まいで最新モデルだけでなく旧車オーナーからも支持されているモデルだけに、この進化は素直にうれしいところ。
また、完全独立作動でコントロールユニット不要な「Race Gage」シリーズの「スタイル98」や「N2+」も注目。ワーニング、ピーク、メモリーなどの機能をあえて削ぎ落とすことでコストを抑え、それぞれかつて好評だったモデルのデザインを継承。内部は新設計で各部がリファインされている。
チューニングカーというと、そのパフォーマンスや見た目の派手さに目が行きがちであるが、その裏では「Defi」のような正確な数値を刻むメーターなどのパーツが、縁の下の力持ち的に支えていることも忘れないでほしい。