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鳥糞に花粉に……雨粒もダメなの? 放置するとクルマに取り返しのつかないダメージをもたらすこと5つ (1/2ページ)

鳥糞に花粉に……雨粒もダメなの? 放置するとクルマに取り返しのつかないダメージをもたらすこと5つ

この記事をまとめると

■クルマについた汚れや傷の放置で愛車にダメージを与えてしまうことがある

■飛び石による被害はガラスもボディもなるべく早くに対処しておきたい

■鳥糞や雨水などでもボディが侵食されることがある

うっかり放置してはダメな愛車のダメージ

 クルマについた汚れや傷、そしてありとあらゆる不純物。ついうっかり放置して、のちのち痛い出費になったり完全に除去できない状態になったりした経験があるかもしれません。

 そこで今回は「見つけたら即対応すべし! うっかり放置してはダメな愛車のダメージ5選」として、あとまわしにしてもよいことはひとつもない、即対応必須な5つのダメージをピックアップしてみました。

1)フロントガラスの飛び石によるヒビ

 何の前触れもなく、突然飛来してくる飛び石。「あっ」と気づいたときにはすでに手遅れ。次の瞬間には「バシッ」という衝撃音とともに、フロントガラスに小さなヒビが……。筆者も経験がありますが、予測はもちろん、避けようがないだけに本当にへこみます。それもなぜか出費がかさむときに限ってこういうことが起こるんですよね……。

 小さな傷だし、そのうち直せばいいかと放置するのは禁物。クルマを走らせる以上、常に傷の部分には衝撃(負荷)がかかっています。そしてあるとき、ヒビが大きくなっていることに気づきます。そこからさらに放置すると、ウインドウリペアでは直せないほどのひび割れになることも。そうなるともはや手遅れ。フロントガラスを交換するしかありません。最近のクルマのフロントガラスにはセンサー類が埋め込まれていることもあり、高額になるケースも珍しくないので、早めの対処が必要です。

2)車体についた飛び石

 飛び石の被害はフロントガラスだけではありません。ボンネットやバンバー、左右に張り出したフェンダーなど、ボディのありとあらゆるところに及びます。走り屋の勲章といえば、フロントバンパーやボンネットについた無数の飛び石傷。これはスポーツ系のクルマだから画になるのであって、ファミリーカーが同じような状態であったら、単なる傷だらけのクルマにしか映りません。

 さらに、飛び石によるダメージで塗装面を深く削り、ボディパネル本体が露出してしまうケースもあります。放置すればそのまま錆を誘発してしまうのです。速やかにさび止めとタッチペンで対処してください! 究極奥義(?)として、ペイントプロテクションフィルムを施工すれば飛び石によるダメージを回避できますが……。なにしろ施工費が高額(ボディ全体の施工で100万円オーバー)であるため、庶民には手が出しづらい面もあります。

3)タイヤの細かいひび割れ

 タイヤの溝の深さや、空気圧のチェックは日常点検の項目にも盛り込まれていますが、乗るたびにチェックしている人は少数派かもしれません(最近のクルマはタイヤの空気圧を警告灯などで知らせてくれます)。タイヤの溝の深さと同時にチェックしておきたいのが、タイヤのサイドウォールの細かなひび割れ。このひび割れを放置しておくと、タイヤのバーストにつながる可能性があるだけに要注意です。

 とくにこれから夏にかけて外気温と路面温度がぐんぐん上昇していきます。同時に、タイヤも熱膨張を起こしやすくなります。高速道路を走っていたらある日突然タイヤがバーストして立ち往生! なんてことにもなりかねません。いますぐにでもタイヤの状態をチェックしてみてください。もし不安なら、ガソリンスタンドやディーラー、カー用品店にもち込み、プロの目でチェックしてもらうことで適切な交換時期が見極められます。迷ったら、その道のプロに相談です。

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