
この記事をまとめると
■ロードスター軽井沢ミーティングが5月25日に開催
■参加台数は1105台で参加者は2632名
■関係者は現行モデルのロードスターをなるべく長く作りたいと語った
軽井沢にまたこの季節がやってきた!
5月25日、例年の日本列島は梅雨に入るか入らないかくらいの時期なので、雨さえ降らなければヒジョーに過ごしやすい季節だ。「1年中これでいい!」みたいな考えの人も少なくないはず。
さて、そんなにも過ごしやすい季節ともなれば、クルマ好きの誰もが1度は”アレ”に乗りたくなるのではないだろうか。そう、オープンカーである。
そんなオープンカーの代名詞的存在が、マツダのロードスターだろう。なんせ、世界イチ売れたオープンカーとして、ギネスにも登録されているほどの偉大なるクルマだ。2024年には、「35年間連続で行われた世界で1番長く続いているワンメイクレース」として、メディア対抗ロードスター4時間耐久レースまでもがギネス記録に認定されている。まさにオープンカー界のレコードホルダーだ。
じつは毎年この時期、長野県は軽井沢プリンスホテルの駐車場に、ロードスターが全国から大量に押し寄せる、「ロードスター軽井沢ミーティング」なるイベントが長年開催されているのをご存じだろうか? 筆者はロードスターのオーナーでもなんでもないが、運命のイタズラか、もうかれこれ3回か4回ほど足を運んでいる。4月くらいになると、「そろそろかな……」なんて、参加者みたいな気もちになるのである。
この「ロードスター軽井沢ミーティング」、あくまで「軽井沢ミーティング」の主催者が運営しているファンイベント……なのだが、あまりにも規模が大きく、ファンたちの熱すぎる熱意によって支えられている背景から、じつはマツダの社員やロードスターの開発者たちも協力という形で参加しており、毎年ここで、「世界初!」みたいなビッグニュースが飛び出したりするのが、参加者の間ではお馴染みとなっている。
ちなみに2025年は、マツダスピリットレーシングが手掛け、販売を予定しているという超スペシャルな、ロードスター12Rと、マツダスピリットレーシングロードスターの2台がもち込まれていた。
イベント当日は前日から雨が降り続く予報で、ハッキリいって屋外イベント的には最悪なコンディションではあったのだが、参加者の熱意に天気が根負けしたのか、開会式のころにはほぼ快晴に! ロードスターは気候まで変えてしまうほど、影響力があるクルマなのかもしれない。