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ホンダがグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに出展 新型EVを初披露するほか歴代マシンを披露

ホンダがグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに出展 新型EVを初披露するほか歴代マシンを披露

この記事をまとめると

■ホンダがグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに出展

■モータースポーツ伝説のF1マシンやダカール覇者が迫力の走行を実演

■新型EVやコンセプトモデルなど未来志向の技術も披露される

伝統あるイベントにホンダが出展

 グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、1993年に英国のリッチモンド公爵チャールズ・ゴードン=レノックスによって創設されたモータースポーツイベントである。歴史的なレース車両や市販車を、彼の所有する広大な敷地内のヒルクライムコースで走行・展示することで楽しめる。今年はホンダがF1初勝利から60周年を迎える節目の年として、同イベントに出展する。

 ホンダは創業以来、モータースポーツを人と技術の研鑽の場と捉え、世界最高峰のレースに挑んできた。その中で培われた技術は、同社の製品開発全体に反映され、新たな価値創出の原動力となっている。2026年のF1再参戦を見据え、電動技術の強化とモデルラインアップの拡充に取り組んでいる。

 ホンダブースでは、「Honda 0 SUV」プロトタイプの欧州初公開や、電動過給機を搭載したV型3気筒の二輪コンセプトモデル、2025年に市販予定の「EV Fun Concept」、都市型モビリティの「EV Urban Concept」などを展示する。また、1.86kmのヒルクライムコースでは、世界初公開の「Super EV Concept」をはじめ、走りの楽しさを追求した複数の車両が走行予定である。

 さらに、「プレリュード」プロトタイプや「シビックタイプR アルティメットエディション」のデモ走行も行われる。F1誕生75周年とモータースポーツ125周年を記念した特別展示では、1986年にHondaがF1コンストラクターズタイトルを獲得した「Williams Honda FW11」が登場し、当時のドライバーであるナイジェル・マンセル氏が実走を披露する。

 また、ダカールラリー2024で優勝したリッキー・ブラベック選手が「CRF450」で登場し、過酷なラリーで培った走りを見せる。マン島TTレース100回出場を記念したジョン・マクギネス氏も、「CBR1000RR-R ファイアブレードSP」で走行予定である。

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