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超コンサバなVWがこんなスーパースポーツを作っただと!? バカッ速の「GTIロードスター」は市販希望!! (1/2ページ)

超コンサバなVWがこんなスーパースポーツを作っただと!? バカッ速の「GTIロードスター」は市販希望!!

この記事をまとめると

■GTI生誕50周年にあわせ「GTIロードスター」実車版がお目見えしていた

■503馬力・0-100km/h加速3.6秒の性能で究極のGTIの姿を具現化した

■市販化の可能性は低いが世界のGTIファンから熱い視線を集めた1台

究極のGTIを具現化したコンセプトカー

 VWにとって、「GTI」の称号がいかに特別なものであるのかは、改めて詳しく説明する必要もないだろう。VWのコンパクトスポーツカーを意味するGTIの歴史は長く、つい先日はGTI生誕50周年を記念する特別仕様車「ゴルフGTI EDITION 50」が2026年に発売されることも発表されたばかり。ちなみにこのモデルは、ニュルブルクリンクのノルド・シュライフェ(北コース)で7分46秒13という驚異的なラップタイムを達成。それはオンロード走行が可能なVW車としては史上最速の記録である。

 ゴルフのほかにもポロや古くはルポにも設定されていたGTIには、当然のことながら熱狂的なファンが世界中に多く存在する。毎年オーストリアで開催されるGTIファンのための「GTIミーティング・アット・ヴェルターゼー」などは、その人気ぶりを物語る象徴的なイベントだ。

 そんなGTIミーティングであるヴェルターゼーでは、毎回斬新なニューモデルが発表されることが常となっているが、昨2024年の同イベントでは、究極のGTIともいえる1台が登場し、大きな話題を呼んだ。それはソニー・エンターテインメントのゲームソフト、「グランツーリスモ6」における「ビジョン・グランツーリスモ」とコラボレーションするために、VWがデザインした「GTIロードスター・ビジョン・グランツーリスモ」の実車版だ。

 VWによれば、それは伝統的なゴルフGTIのデザインDNAを継承し、さらに迫力あるボディデザインを実現した、まさに究極ともいえるGTI像を具現化したモデルであるという。

 フロントマスクのデザインなどには最新のゴルフGTIの面影も感じられるものの、新たに「GTIロードスター」とネーミングされたそれには、まったく新しいデザインコンセプトが採用されている。

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