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ゲームの世界からレースを目指す若者たちがとうとう実戦へ! マツダのマツダの「バーチャルからリアルへの道」プロジェクト3期生が筑波デビュー (2/3ページ)

ゲームの世界からレースを目指す若者たちがとうとう実戦へ! マツダのマツダの「バーチャルからリアルへの道」プロジェクト3期生が筑波デビュー

この記事をまとめると

■マツダの「バーチャルからリアルへの道」プロジェクトが3年目を迎えた

■シミュレーターやジムカーナを経て筑波でデビュー戦に挑戦

■酷暑のなか完走達成も入賞を逃し次戦への意欲を見せた

「バーチャルからリアルへの道」3期生の軌跡を追う

 グランツーリスモ大会で優秀な成績を収めたゲーマーたちにレース参戦の機会を与える、マツダの太っ腹な育成プロジェクトが3年目を迎えている。WEB CARTOPでは、今年の3期生についても、4月の筑波サーキットでの合宿と、5月のドライビングシミュレータを使ったトレーニングの模様をすでに紹介済み。さらにその後、6月末にはマツダの本社がある広島に集結。ミュージアム見学とジムカーナ大会への参加というステップを踏んでいる。

 ということで、まずはマツダミュージアム見学の模様を振り返ってみたい。本社敷地内にあるこのミュージアムは1994年に開館。2022年に全面リニューアルされた後、昨年末から今春にかけて部分改修を実施。

 今年4月1日から一般公開を再開したばかりで、本サイトでも再開後は初めての紹介になる。注目ポイントを筆者なりに整理すると「MAZDA ICONIC SPの展示で示す未来へのビジョン」「1991年のルマン優勝車マツダ787Bのエンジン音や熱気、歓声のリアルな再現」「カーボンニュートラル実現に向けて挑戦するスーパー耐久参戦マシン」「マツダ独自のSKYACTIV技術を具現化した車両の分解展示」となる。

 このなかではやはり、最新のコンセプトカーとなるMAZDA ICONIC SPと、立体音響が導入されたマツダ787Bの展示に注目だろう。

 さらに、1階の広いスペースについては適宜、展示車両を入れ替えているとのこと。今回のタイミングでは、中国の長安汽車で製造されているEZ-6(電気自動車のBEV)と、北米の合弁工場で生産されているCX-90の2台が見られたのは、筆者にとってもサプライズ。リピーターの来場者も退屈させないようにという配慮に好感がもてた。

 なお、このミュージアムの通路からは、本社工場の組み立て混流ラインがライブで見学できることで有名。当日は土曜日でラインは動いていなかったが、ぜひ皆さんも一度は見学していただきたい(インターネットからの完全予約制)。

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