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新型デリカミニは300万円でも売れる! 予約受注する7割以上の人が「DELIMARU Package」にゾッコン (1/2ページ)

新型デリカミニは300万円でも売れる! 予約受注する7割以上の人が「DELIMARU Package」にゾッコン

この記事をまとめると

■フルモデルチェンジしたデリカミニのスペック・グレード・価格が発表された

■新型デリカミニには最上級グレードとして「DELIMARU Package」を新たに追加

■「DELIMARU Package」は軽自動車としては高額だが予約した7割以上の人が選択している

軽自動車でもデリカミニなら300万円は決して高くない!?

 三菱の超背高軽ワゴン「デリカミニ」と「eKスペース」の新型が2025年9月18日、ついに正式発表! 10月29日に発売されることに加え、スペックやグレード構成の詳細も明らかになった!

 全高はFF車のルーフレールなしが1785mm、ありが1800mと変わらず。4WD車はeKスペースが1800mmから1805mmへ若干上がったものの、ほかの仕様より大径の165/60R15タイヤを履くデリカミニの4WD車は、ルーフレールなしが1815mm、ルーフレールありが1830mmで、先代と同じだ。ホイールベースも2495mmのままとなっている。

 エンジンは全車ともマイルドハイブリッドではなくなり、純粋なICV(内燃機関車)となったことが大きなトピック。デリカミニの最上級グレード「Tプレミアム」4WD車・ルーフレール付き同士で比較すると、エンジン単体のスペックは最高出力64馬力/5600rpmと最大トルク100Nm/2400-4000rpmで変わらない一方、2.7馬力と40Nmのモーターアシストがそっくりそのまま失われている。

 そして、車重は変わらず1060kgのままだが、WLTCモード総合燃費は先代の17.5km/Lから17.8km/Lへと、わずかながら改善されているのは見逃せない。なお、市街地モードは先代と変わらず16.2km/Lだが、郊外モードは先代の18.3km/Lに対し18.6km/L、高速道路モードは先代の17.6km/Lに対し18.1km/Lとなっており、高速域を中心に燃費が改善されているようだ。

 グレード構成は別表の通り、先代をほぼそのまま踏襲しているのだが、デリカミニの「Gプレミアム」および「Tプレミアム」のさらに上に「DELIMARU Package」が新たに追加されている。

 この「DELIMARU Package」は、通常の「プレミアム」グレードに対し、価格は52万300円高いものの、12.3インチHDディスプレイのGoogle搭載インフォテインメントシステムやビルトインETC2.0ユニット、セキュリティアラーム、3Dマルチアラウンドモニター、デジタルルームミラー、コネクテッドサービス「ミツビシコネクト」が標準装備となるため、その内容を考えると妥当な値付けと言えるだろう。

 とはいえ、「Tプレミアム DELIMARU Package」4WD車は290万7300円と、300万円に届こうかという車両本体価格。これが8月22日の予約受付開始の際に、「『デリカミニ』が約195万〜約295万円、『eKスペース』が約175万〜約195万円」と発表された際も、SNSなどで少なからず驚きをもって受け止められたのは記憶に新しい。

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